- 三倉岳キャンプ場の管理棟の前でタクシーを降りた。三倉岳休憩所への道はチェーンがかかっていた。休んでいるうちに係りの青年がやってきてチェーンを外し始めた。
- 三倉岳休憩所への道を少し進むとBコース登山口が有った。テントサイトの間の山道を登り始めた。回りは照葉樹林帯だった。Aコースへの分岐で一休みした。「エゴノキ」「アカナモチ」の標識が木にかけられていた。
- 胴乱岩の標識を過ぎたところに有った休憩所のベンチで休憩した。下の方の展望が得られた。休んでいるうちにクライマーの二人組が登って行った。
- 休憩所から先の登りでは次々と岩登りのゲレンデが現れた。先ほどの二人連れが大きな岩の下部でクライミングの準備をしていた。
- 急坂を登り小鞍部から右へ30mも進むと上ノ岳(朝日岳)に着いた。松や桧が生えていて展望はすっきりしなかった。
- 小鞍部に戻り鎖場を次々と登ると中ノ岳に着いた。花崗岩の丸い大岩の上の頂上で、絶壁に足がすくんだ。休んでいるうちに若者3人組がやって来た。
- 更に鎖場を次々登ると一番標高の高い下ノ岳(夕陽岳)に着いた。こちらは少し木が生え雰囲気は今一歩だった。冷たい風が吹き小雪が舞いだしたので風を避けて岩陰で昼食にした。
- 下ノ岳を下り、9合目鞍部の壊れた小屋を見た後、三角点峰に登り返した。下ノ岳とほぼ同じ標高だった。樹林に囲まれていた。
- 9合目鞍部に戻り右下のAコースに向かった。急な階段の後、水流を見、更に下って行った。五合目の見晴らし岩の基部で一休みした。裏側から岩の上に登る事ができた。山頂方面が見えた。
- 四合目小屋はあずまや風で完全には囲われていなかった。山頂方面が見えた。
- Aコース登山口に着いた。時間が余ったので一休みする事にした。休んでいるうちに本降りの雪になった。
- 栗谷の集落まで歩き、バス停で震えながらバスを待った。バスの乗客は我々だけだった。