従来はMac派で、あまりWindowsは使っていませんでしたが、会社に入り、Windowsマシンを所有する必要性も高まったので、よし、どうせなら自作してしまえ、と昨年10月に秋葉原で部品を買い集め、AT互換機を自作することにしました。でも欲張りな私は、せかっく作るのにWindowsマシンだけにしておくのはもったいないと思い、フリーのUNIXもインストールすることにしました。というわけで、現在、我が部屋には、Mac(漢字Talk7.5.5)、Windows95、UNIX(FreeBSD2.2.1)の3大OSが共存しています。
以上のようなメリットがあると勝手に判断し、自作に踏み切りました(後に、実際はどうだったかコメントします)。では、材料と調理法、完成品をご覧ください。
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| マザーボード | ASUSTek P/I-P55T2P4/200 | 日本語マニュアルも付属していたが、記述に誤りがあった。18,000円。 |
| CPU | Pentium 150MHz | 3,2000円。今なら、当然MMXに出来る。 |
| メモリ | 16MB×2、EDO60nsノンパリ。 | これで2万円強。現在はもっと安い。 |
| IDEハードディスク | Quantum製1.2GB。 | 22,000円。Windows専用マシンとして使うなら、これだけでも良かった。 |
| SCSIハードディスク | Quantum製2.1GB。 | UNIX専用とした。32,000円。 |
| グラフィックスカード | ATI VIDEO XPRESSION | ATI_Mach64仕様。ビデオメモリ2MB。24,000円。 |
| SCSIコントローラ | Adaptec AHA-1542CF | 業界標準のホストアダプタ。SCSI機器を使わないなら必需品ではない。24,000円。 |
| CD-ROMドライブ | パイオニア4.4倍速。今なら、もっと高速なものが買える。 | 12,000円。SCSI対応。 |
| FDドライブ | ?製3.5インチ。 | つい買うのを忘れそうになるので注意。3,800円。 |
| サウンドカード | Sound Blaster16 | 音がいらないならもちろん必需品ではない。11,000円。 |
| スピーカー | サンワサプライ製DC-691 | 同上。3,400円。性能より安さを追求した。 |
| ケース | KN-930 | ミドルタワー型。電源250W。12,000円。まあ、作業しやすい内部空間を持つ。 |
| キーボード | テクノバード製英語101キーボード。 | 4,000円。キータッチはなかなか良い。 |
| マウス | Genius Mouse3 | 2,000円。X-Windowでの使用も考え、3ボタンマウスを購入。 |
| CPUクーラー | ?製。 | やはり買うのを忘れそうになるが必需品。かなり怪しいものを買ったので、金具を力で曲げないとはめられなかった(笑)。1,800円。 |
| OS | MS-DOS6.2・MS-Windows3.1、アップグレード版Windows95。及びFreeBSD(書籍の付録)。 | Windows関連全部で20,000円くらい。 |
完成写真。左隣に見えるのは、モニタ・モデムを共有しているPowerMac7500/100。
最初に述べたメリットにつていは、組み立て後も、大体は間違っていなかったと思います。MS-Office等のWindowsアプリケーションも、快適に動作しています。ただ、上の表を見ても分かるとおり、それほど安く仕上がったわけではありません(現在なら、同じ機能のものなら、もっと安く出来ますが)。表の中でWindowsを動かすのに最低限必要な部分のみを合計すると、OS込みで17万円程度(1996年10月現在)ですが、いろいろ付けたので、結局25万円程度かかってしまいました。まあ、お金には変えられない部分もあるので、面倒を厭わない方には、お薦めします。