郷田板金のブース
いろいろなブースが出展している中・・・
最初に郷田板金を紹介せねばならない。ここは色々な車にロータリーエンジンを載せ、公道走行可能な状態に仕上げている。その中にはAZ−1もあるのだ。
郷田板金オリジナルグッズを紹介しよう。
ロータリーAZ−1が出たら買います。
なぜ郷田板金がこの場にいるかというと、翌日にマツダ本社へ行って、クラッシックマツダに関する打ち合わせをするためなのだそうだ。クラッシックマツダとは、初代ロードスターから始まったマツダ公式レストア事業というべきもので、レストアはもちろん部品の再販まで行っている。マツダ公式メディア「MAZDA MIRAI BASE」に、NAロードスター・レストアサービスの協力パートナーとして郷田板金の社長さんのインタビューが少しだけ流れている。なお、社長さんの話によると、クラッシックマツダに関して散々文句を言ったそうだが、その部分はカットされて美しい話だけ切り取られているのだそうだ。
上記のムービーは、2026年のマツダの株主総会開始前に流されていた。クラッシックマツダに対して、さらにはマツダ車全体のレストアについての本気度を株主に対して示すために流したのだと解釈したい。
ここから先は2026年に行われたマツダの株主総会に関して触れておきたい。私は毎年マツダのブランド価値改善に関して質問するのだが、今年は以下の質問をした。
フェラーリからルーチェという名前の電気自動車が発表された。この車が発売された場合、マツダの商標を侵害するが、現時点で何か対応を行っているのか?
質問に対する社長からの回答は以下の通り。
手元にフェラーリのルーチェに関する資料がないため詳細は申し上げられないが、一般論として申し上げると、侵害の恐れがある場合は、法務を通じてしかるべき対応を取ることになる。
株主総会で出た質問は、マツダの法務と総務が全て確認した上で対応しているとのこと。知らなかった。個人の株主の質問なんて無視されるのかと思っていた。今回の回答の中には、法務の名前が明確に出たので高確率で何らかの対応がされると期待したい。またこの質疑の結果、大株主になって経営に口出しすることは事実上不可能だが、個人による株主総会での質問によってマツダブランドに影響を与える可能性は残されていることが確認できた。ブランドは売上や販売方針に影響を与える。
なぜそんなことがわかったかというと、マツダの総務の人が会場にいたから。実はその人、マツダミュージアムのAZ−1をレストアした人なのだ。本来ならばAZ−1のレストアの様子を聞くべきだったのだが、株主総会の話をしたためすっかり忘れてしまっていた。私にとっては、完了してしまったAZ−1のレストアの話よりも、株主質問を通じてのマツダ内でのAZ−1のプレゼンス向上とか、AZ−1を通じたマツダのブランド価値改善の方が重要なので、すっかり忘れていたというわけである。
次頁では、ロータリーを搭載したスズキのツインを見ていく。