MX-81内装、その1
インパネから見ていく。インパネ全体を見回してわかるだろうか。この車、(普通の)ハンドルが見あたらないのである。
助手席側から見たところ。ディスプレーの周囲にデコボコしたベルトのようなものが見えるが、これがハンドルである。
ごく短い時間ではあるが、ハンドルを操作した際のムービーがあった。実に操作しにくそうだ。「人間中心」を標榜し、ドライビングポジションにこだわる現在のマツダからすると、量産採用はあり得ない形状だ。
またディスプレーはメーター代わりだと考えられる。詳細はわからないが、WEBにある写真を見るとカラーモニターのようにみえる。現在では液晶表示のメーターパネルに相当するものだ。
ディスプレーの下には、写真のようなスイッチがある。
ディスプレーの隣、インパネの中央にはエアコンのコントロールパネルやオーディオがある。エアコンは「18℃」の表示がある。電源などが入っていない状態なのでダミーである。となると、上述のディスプレーもダミーの可能性が高いかも。
非常に小さい表示なのだが、オーディオの下に「DRIVE COMPUTER」の表示があった。そんなものも搭載されていたんだ。
「DRIVE COMPUTER」で有名なのは1979年に発売された日産のガゼールである。日産の言葉を借りると「ラリーコンピュータに近い機能をもつ」のだそうだ。具体的にはストップウォッチ、トリップメーター、電卓で構成されている。トリップメーターで走行距離を、ストップウォッチで何秒かかったかを測定し、その2つのデータを元に電卓で手動計算して平均車速等を出すのが「DRIVE COMPUTER」だ。当然、計算結果がリアルタイムでメーターに自動表示されるとかいう機能はない。下の写真はガゼール(木暮課長仕様車)と、搭載されている「DRIVE COMPUTER」の実物。
WEBにある写真を見ると、MX-81についている「DRIVE COMPUTER」もガゼールについていたのと似たような感じのもので、テンキーなどが付いている。なおこの手のギミックがマツダの量産車に標準搭載されたことはない。