Miyaco自動車
ブレーキピストンのシール、マスターシリンダーのシールなど、ブレーキ関係のオーバーホール時にみんな使っているMiyaco自動車の部品。
ところがである、Miyaco自動車の部品が廃盤になる=重要保安部品がでなくなることを意味するため、Miyacoの廃盤情報で右往左往する羽目に陥る。実際、マスターシリンダーのリペアキットであるTK-S208は、一時でなくなった。その際、国際オートアフターマーケットのMiyacoブースにて真偽のほどを確かめたこともあった。その際の答えは出ない・・・だったのだが、しれ〜っと復活していたりする。さらに下の画像は令和6年10月の情報。ちゃんと出る。
こんなはた迷惑な話はこれっきりにしてもらおうと思っていたところ、また生産中止予定の部品が見つかった。TP-13というフロントブレーキのシールキットである。
ところがである。これも1年ほど経過して、しれ〜っと復活しているではないか! 生産中止の表記が消えている。
「人類が右往左往せにゃならんような重要な話にもかかわらず、すぐに翻すようなことがなぜ頻発するんだ」と、Miyacoのブースで文句を付けてきた。ほぼクレーマーである。話を聞いたところ、以下の話を得た。
1.「生産中止」とは、在庫が無くなったら永久に再販しないという意味ではない。
2.永久に販売できない場合は「廃盤」という表記になる。
2.製品変更などのため、一時的に生産を中止して、ラインナップから落ちることがある。それが「生産中止」。
ということだそうだ。確かに、価格改定のため在庫を売り切って、改めて販売を開始するということは他の商品でもある。逆に、そのまま廃盤になったとしか思えないパーツも存在する(TP-4とかTP-11など)。仮に廃盤になったとしても十分な量をみんな確保できているはずなので問題無いといえば問題ないのではあるが・・・まったくまぎらわしい。