クレビスの交換、その1

 ここで交換するのは、クラッチに引っかけてある金具の本体だ。クレビスという名前だそうだ。



 特に強化クラッチを使っている場合、クレビスが割れることがある。



 交換用のクレビスだが、汎用品で使えそうなものがなかった。鉄板を曲げて作ることは可能なのだが、変に曲げると曲げた箇所が弱くなり、結局すぐに割れてしまうということになりかねない。仕方がないので、スズキの他車のクラッチワイヤーをヤフオクなどで購入して、そこからクレビスのみを取り出して使った。このクレビスはスズキ内で流用されているので、写真の見た目が同じなら、AZ−1と同じだと判断して構わない。具体的にはカプチーノ、アルト、キャリィなどのクラッチワイヤーに使われている。



 まず壊れたクレビスを取り外す。割れているのですぐに取れる。



 次に他車のクラッチワイヤーから、交換用のクレビスを取る。この取り方は簡単で、クラッチワイヤーをタガネでぶった切る。そうすると取れる。