ラジエターリザーブタンクの互換品、その1

 ラジエターのリザーブタンクが茶色く変色して、エンジンルームの見栄えが悪くなってしまっている人もいるのではないか。ヤフオクで売っているので手前味噌になってしまうが、ラジエターリザーブタンクの互換品を紹介したい。しかしこのタンク、ただの互換品ではない。ラジエターホースが破れるなどしてクーラントが抜け液面レベルが下がったら、アラームがなるようにできる液面センサー付きなのだ。これがあれば、クーラントが抜けることによるオーバーヒートを直前に回避し、エンジンブローしないようにできる。



 本体概要。ヤフオクでの販売物は、本体のリザーブタンク、取り付け金具2セット、ゴムホースとジョイント、液面センサーのコネクタ。ホースバンド2ヶは付属しておらず、車についている物を転用する。



 本体の大きさの比較。写真右がAZ−1純正。 タンク本体のサイズは、左右方向19cm、前後方向15cm、上下方向14cm(突起物など除く)。奥行きと幅が多少大きくなる感じになる。




 ラジエターキャップのリリーフ圧は100kpa(約1kgf/cm2)になる。このキャップ、輸入車によく見られるタイプだ。万一のリリーフの際、クーラントは横の穴から出て行く。



 タンクの底についている液面センサーのコネクタ部分。センサーの接点は、120V 0.5Aまで対応するので、適切なブザーを選ぶこと。なおブザーの配線をしなくてもリザーブタンクとして正常に機能する。センサーを外してもクーラントが漏れ出さない構造になっている。



 ブザーを配線し液面が低下すると、下記のムービーのように警報音が発生する。なお再生環境によっては液面が下がったときに鳴り出す「ピー音」が聞き取りにくいかもしれない。