ショーモデルとしてのAZ−1

 AZ−1は市販車以外でも様々なスタイルをもったショーモデルに改造されている。 マツダがM2 1015を発売する前に、M2はM2 1014と1015の元となった1015A、1015Bを発表している。

M2 1014  
M2 1014は’93の東京モーターショーで発表されたもので、オフロードタイプのAZ−1を彷彿させるものだ。見ようによっては、かのランボルギーニ社の「ランボルギーニ・チーター」のようにもみえる。


M2 1015A  
1015Aは「スパルタンマイクロスポーツ」をイメージしたもので、WRC風のデザインとなっており、市販のM2 1015とよく似ていることがわかる。


M2 1015B  
1015Bは天井と側面のガラスの部分がビニールでできており、それがジッパーとホックで脱着可能というものであった。




 マツダ以外のメーカーによるAZ−1の改造例として、RE雨宮製のAZ−1、Greddy 6(6は本来はローマ数字)がある。3ローターをリアに縦置きし、デザインもとてつもなく派手にできており、AZ−1の面影を残すのはガルウイングの部分くらいであった。スタイリングはAZ−550 TYPE_Cの発展系といえるものであるが、今まで紹介してきたAZ−1の中で最もカッコいい。
 なお、Greddy 6の詳細に関しては、すごいもの、みちゃったよGREDDY6まで。