林玲子さんの自己紹介(00年10月)


 はじめまして!林 玲子です。わたくし2年前よりアメリカはニューヨークに渡り、ソーシャルワークを学んでいる「元気印」のピチピチ三十路過ぎギャルです!(見た目は25歳よ!)今年6月に無事に大学院を卒業し、めでたく7月より高齢者を対象とした非営利組織団体でソーシャルワーカーとして働いています。

 わたしは、5年前にニューヨークでソーシャルワークを勉強しようと決心しました。しかし、正直言ってその後も何度何度も、NYに行くことを迷っていました。理由は色々ありました。お金のこと、結婚のこと、家族のこと等などを考えると、「本当にNYまで行って福祉を勉強する価値があるのか?」という疑問が幾度も幾度も頭の中で浮かんでは消え、浮かんでは消えていました。しかし、5年たった今、わたしは胸をはって自分の選択は正しかったと大きな声で言えます。何故って?それは、ニューヨーク(異国)に来たことで、母国である日本という国のことを今まで以上に知ることができたこと、そして、また、ニューヨークという様々な民族が共存している街でソーシャルワーカーとして働くことは、今後、日本で福祉に携わろうとしているわたしに様々なアイディアを与えてくれるからです。(そうそう、英語も少し上達したことも来て良かったことのひとつですね・・・テヘヘ。)
 NYに来て、2年発ち、ソーシャルワーカーとして日々働いているうちに、何かわたしも日本にいる皆さんのお役に立てないか、あるいは、日本にいる福祉関係者の皆さんからホットな日本の情報をいただくことはできないかと考え始め、小山先生にご相談したところ、このたび先生の多大なるご協力のおかげで、このコーナーを新設していただくことになりました。
 このコーナーでは、「福祉」に関心のある人、「高齢化社会」に関心のある人、または、「アメリカ留学」に関心のある人、あるいは、自分がこれからの人生で何をしたいのかわからなくて悩んでいる人など様々な人達と意見を交換し合って、お互いが刺激を与え合っていけたらいいなと思っています。また、月1〜2回のペースで、わたしがNYでソーシャルワーカーとして感じたこと、疑問に感じたことをエッセイにまとめて皆さんにお届けし、ご意見やご感想を聞かせていただければ幸いです。
 てなわけで、わたしのエッセイ第1号をお届けします。ご意見、ご感想は私のメイルアドレスまでお送り下さい。

メイルアドレス: racoinny@aol.com


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