死別の悲しみを癒してくれる各種グループ&ホームページ情報 

Written by 中原 憬

このページでは、死別の悲しみを癒してくれる各種グループやホームページのご紹介をします。


癒しの広場


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死別の悲しみを分かちあえるグループ

特定の故人を偲ぶ為のサイトはこのページではなく「愛する人を偲ぶリンク集」にあります。



あしなが育英会 http://www.ashinaga.org/
病気や災害、自死(自殺)で親を亡くした子どもたちを物心両面で支える民間非営利団体です。経済面だけでなく、親を亡くした子供の心のケア活動にも重点をおいて活動しています。


あしなが育英会では、遺児の心を日常的、継続的にケアするための施設「あしながレインボーハウス」を神戸に建設し、震災遺児などの心の癒しを実践しています。
全国のNPOなどが同様な遺児のための癒しの家をつくるために、「あしながレインボーハウス」の設置、運営などのあらゆる情報を開示し、子どもたちの癒しを手助けするファシリテーターと呼ばれるボランティア養成に力を注いでいます。

また、毎年夏休みに宿泊研修の形で、遺児高校生・大学生の奨学生の「つどい」を開催し、遺児の心の傷の癒しを行っています。共通体験を持つ遺児同士が、親との死別体験を語り、苦しみを分かち合うことで、「苦しいのは自分ひとりじゃない」と気づき、長年、ひとりだけの殻の中に閉じ込めてきた自分をはじけさせます。この吐きだしの過程を経ることで、遺児たちは自助・自立に向けて歩き始めます。

その他、世界の遺児との交流を目指す「あしなが国際遺児キャンプ」など、グローバルな活動を展開しています。

[2006.07.23掲載]


生と死を考える会全国協議会 http://www2u.biglobe.ne.jp/~shinai/seitoshi.htm
アルフォンス・デーケン氏の提唱する『死への準備教育』の一環として、人間の生と死に関して様々な面から考え、学び、行動する開かれた場を展開することを目的とする、生と死を考える会の全国協議会です。


死生学の大家として上智大学で教鞭を執られていたアルフォンス・デーケン氏は「生と死を考える会」を創立し、いまでは全国各地に同じ趣旨の会が50以上もできています。
この会の目標は、第一に「死への準備教育」の普及促進、第二に終末期医療の改善と充実、ホスピス運動の発展に尽くす、第三に死別体験者の分かち合いの場をつくり、その立ち直りを援助する、の三点です。各会において死別体験者の分かち合いの場があり、北海道から沖縄まで各会で活動が行われています。全国の会の連絡先は次のとおりです(ホームページを持っている組織にはリンクが張られています)。
生と死を考える会全国協議会会員住所録

なお、第八回若月賞受賞講演(1999年)でアルフォンス・デーケン氏は次のように言っています。「十八年前につくった「生と死を考える会」は、この数年で組織が変わり、私の所信を通せない状態になってしまったので、私は今年の五月に退会して、新しく「東京・生と死を考える会」をつくりました。もう一度初心に還って、人と人とのつながりを大切にした心温まる会を目指しています。」

[2006.07.23掲載、2015.04.12更新]


生と死を考える会 http://www.seitosi.org/
広く市民のために、人間の生と死について様々な角度から考え、学び、行動する開かれた場を提供し、豊かな社会作りに寄与することを目的とする会です。

死別体験者の分かち合いの会や自死遺族の分かち合いの会も定期的に開かれています。場所は神田駿河台です。

[2006.07.23掲載、2015.04.12更新]



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自殺遺族、自死遺族、自殺防止のグループ

特定の故人を偲ぶ為のサイトはこのページではなく「愛する人を偲ぶリンク集」にあります。



自殺対策支援センターライフリンク http://www.lifelink.or.jp/hp/top.html
自殺のない「生き心地の良い社会」を築き上げることを目標にしている非営利活動法人です。『いのちを守るために、みんなで つながりあっていこう』『自殺に追い込まれていく いのちを、 みんなでつながりながら守っていこう』という決意が名前に込められています。


東京いのちの電話 http://www.indt.jp/
365日24時間、悩みごとを電話相談にのってくれます。名のる必要はなく、秘密も守られます。
全国のいのちの電話の連絡先もあります。
全国のいのちの電話


自殺防止センター東京の
ホームページ

自殺防止センター
http://www.befrienders-jpn.org/
電話であなたの悩みを伺い、つらい気持ちを分かち合い、 【心】に寄り添うことを目的とした活動を行っています。

NPO国際ビフレンダーズ
大阪自殺防止センター
http://www.spc-osaka.org/
自殺を考えている人々、苦悩状態にある人々に感情面の支えを提供することを目的としたボランティア団体です。

NPO国際ビフレンダーズ
宮崎自殺防止センター
http://www.befrienders-jpn.org/miyazaki/
自殺を考えている人々、苦悩状態にある人々に感情面の支えを提供することを目的とした「ボランティア団体」です。

NPO国際ビフレンダーズ
(三重県)熊野
自殺防止センター
http://www.befrienders-jpn.org/kumano/
私たちは、「死にたい」「自殺したい」という気持ちに耳を傾けるボランティア団体です。

NPO国際ビフレンダーズ
岩手自殺防止センター
http://bwj-iwate.com/wordpress/
自殺を考えている人々や深い苦悩にある人々に対して、感情面の支えを提供することを目的としています。

NPO国際ビフレンダーズ
あいち自殺防止センター
http://www.befrienders-jpn.org/aichi/
主に電話であなたの悩みを伺い、つらい気持ちを分かち合い、【心】に寄り添うことを目的とした活動を行っているボランティア団体です。


自殺防止センターは、1978年1月20日、自殺防止をめざして開設されたボランティア団体です。人生における苦悩、孤独、絶望、抑鬱により、自殺の危機が迫っている人に対して、傾聴とビフレンディングによる感情的な支えを提供しています。世界約40カ国とともに自殺防止活動を進めています。2000年3月特定非営利活動法人として認証を受けました。

[2003.01.13掲載、2015.04.12更新]



大阪過労死を考える
家族の会
http://www.geocities.jp/karousikazoku/
1990年に過労死・過労自殺遺族が中心になり大阪で設立された会で、「過労死の無い社会の実現」を目指し、労災認定の支援や遺族及び遺児の心のケアなどの活動をしています。


「大阪過労死を考える家族の会」は、1990年12月に、過労死遺・家族とその闘いを支援する団体・個人によって結成されました。翌年には「全国過労死を考える家族の会」が結成され、また全国各地に「家族の会」が結成されていきました。

毎月1回の例会を基本にし、年1度の総会及び一泊学習交流会などを開催しています。会員数約120名です。会員同士がお互いに励まし合い、署名や裁判傍聴、宣伝活動などに協力しあっています。

また、全国家族の会の一員として年1回の厚生労働省交渉を行ったり、大阪過労死問題連絡会や労働基準オンブズマンなどとも協力して、各種のシンポジウムやイベントを行ったりしています。

[2005.02.07掲載]




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犯罪被害者の遺族を支えるグループ

特定の故人を偲ぶ為のサイトはこのページではなく「愛する人を偲ぶリンク集」にあります。



警察による犯罪被害者支援ホームページ http://www.npa.go.jp/higaisya/home.htm
警察庁による犯罪被害者支援のための公式なホームページです。支援の具体的な流れや各種関連機関の紹介など充実しています。携帯電話用のページも用意されています。


警視庁による犯罪被害者支援ページ http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/soudan/hanzai/hanzai.htm
警視庁のホームページの中の犯罪被害者支援の相談窓口についてのページです。被害者遺族の方が利用できる制度や相談窓口にどのようなものがあるのかなどを説明しています。


社団法人 被害者支援都民センター http://www.shien.or.jp/
平成12年に「社団法人 被害者支援都民センター」が都の公益法人として設立されました。犯罪等の被害者及び遺族に対して、精神的支援や各種支援を行う事が目的です。


(社)京都犯罪被害者支援センター http://web.kyoto-inet.or.jp/org/kvsc7830/index.html
犯罪、交通事故、災害等などに遭われた被害者とそのご家族の方の悩みの解決や心のケア等を支援し、サポートすることを目的とした民間の非営利団体です。


全国犯罪被害者の会 NAVS【あすの会】 http://www.navs.jp/index.html
犯罪被害者の権利と被害回復制度の確立を求めて岡村勲弁護士らが創設した会です。被害者への各種支援のほか、啓蒙活動やシンポの開催などの活動をしています。



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赤ちゃん、子どもを亡くした親の為のグループ

特定の赤ちゃんや子どもの為のサイトはこのページではなく「愛する人を偲ぶリンク集」にあります。



SIDS家族の会 http://www.sids.gr.jp/
SIDS(乳幼児突然死症候群)、死産、流産、その他病気でお子さんを亡くされた家族の方を精神的な面から支援するボランティアグループ「SIDS家族の会」のサイト。


聖路加看護大学
天使の保護者ルカの会
http://plaza.umin.ac.jp/artemis/rcdnp/tenshi/index.html
聖路加看護大学看護実践開発研究センターの主催する、死産・流産・新生児死亡を経験された家族のお話会「天使の保護者ルカの会」(ルカの会)のホームページ。


小さないのち
インフルエンザ・
脳症の会
http://www.chiisanainochi.org/index.html
インフルエンザ脳症や急性脳症などによって愛する我が子が突然に命を亡くしたとき、重度の障害を残してしまったとき、その親に対して、心の支えとなってくれる会です。


ポコズママの会
http://pocosmama.babymilk.jp/
流産・死産(人工死産)・子宮外妊娠・胞状奇胎・新生児死などの理由により、小さなお子様を亡くされたママ・パパ同士の相互支援を目的として、流産・死産経験者で作るサイト。


空からの手紙 〜ありがとうをおかあさんへ〜
http://chirorin115.cocolog-nifty.com/blog/
赤ちゃんを亡くされたおかあさんへのメッセージのあるブログ。誕生死を経験した友人に書いた手紙を元に書きあげられた温かいメッセージです。


虹色の心
http://www4.ocn.ne.jp/~akasikku/
子どもを天国へ見送った親たちのためのスピリチュアルな癒しのサイト。魂を信じることで、人生の試練に耐えながらもよりよい人生を見つけていこうとしています。


娘を亡くした悲しみは深く、私の人生は180度変わってしまいました。 この過酷な人生での試練は同じ体験者でないとわかりません。 新たな価値観と新たな出会いを求めて重い足取りではありますが最後まで歩いていかなくてはいけません。 そんな仲間がいる皆さんの癒しのサイトです。

[2004.03.17 掲載]



NPO法人大空の会
(子どもを亡くした親の会)

http://www.geocities.jp/cosmosinthesky/
子どもを亡くした親同士が胸の内を語り支え合っていく会です。子どもの死の意義を思い、何かを学ぶことで子どもの死を無駄にしない生き方を考える会です。


大空の会は、毎月第2木曜日に子どもを亡くした親が集います。まずは、他では言えない思いを出し、それからティータイム。その後は、毎月企画をたて、子どもを亡くした親の癒しになるような趣向を催します。

[2003.03.30 掲載、2009.11.01更新]



子供を不慮の事故で見送られた方の会
〜ひこうき雲の会〜

http://furyonojiko.blog34.fc2.com/
18歳以下のお子様を不慮の事故で見送られて、同じ様な境遇の方同士の分かち合いの場所です。


18歳以下のお子様を不慮の事故で見送られて、同じ様な境遇の方同士の分かち合いの場所です。「同じ想いを抱えた方との場所」を作るために夫婦で会を立ち上げました。

[2009.05.26 掲載]




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交通事故の遺族を支えるグループ

特定の故人を偲ぶ為のサイトはこのページではなく「愛する人を偲ぶリンク集」にあります。



全国交通事故遺族の会 http://www.kik-izoku.com/
「全国交通事故遺族の会」は、交通事故の犠牲者の家族の会です。民間の会であり、会員どうしが癒しあい、ともに生きる支えとすることを設立の第一義としています。

※2012年11月23日、「全国交通事故遺族の会」は、交通事故死者数が(会発足当時の)半数に減り、所期の目的は達成できたとのことで、21年の活動に幕を下ろし増した。


森にかえったしな乃 http://www.ops.dti.ne.jp/~ton-ton/
森が大好きだった9歳のしな乃ちゃんは、交通事故でその命を奪われました。しな乃ちゃんの生きた証として、そして、交通事故の無い社会を願ってHPが作成されました。


このホームページには、愛娘に対する深い親の愛情に満ちた内容のほかに、交通事故の無い社会を願っての行政・司法への働きかけ、そして、交通事故被害者の救済にスポットを当てた内容が掲載されています。

どのページも想いが込められ、涙なくして読めないページばかりなのですが(娘を想う挽歌が心を震わせます)、ここで紹介したいのは、交通事故被害者の救済のための次のページです。

遺族のためのアドバイス もし、交通事故に遭ったら

このページには、ある日突然に交通事故の被害者になったときに、何をどのようにすればよいのか、心構えから、各種書類の出し方まで、被害者の遺族の立場から懇切丁寧に書かれたアドバイスがあります。
体験に裏付けられ、詳細な手続きやノウハウまで具体的に記述されており、交通事故被害者にとって非常に価値ある情報だと思います。
1、事故直後のこころ構え
2、事故直後にすること
3、証拠の保全
4、加害者に対して
5、被害者調書
6、検察庁に対して
7、自賠責保険の請求
8、保険会社との折衝
9、弁護士探し
同じ境遇に陥った人達に自らの体験が役立つようにと、血涙の思いの中から生まれたであろう貴重なアドバイスです。もしものときは、後悔のないよう一読されることをお勧めします。

その後、次のページもできました。
遺族のためのアドバイス 刑事裁判の仕組みと関わり方 

遺族のためのアドバイス 民事裁判の考え方

遺族のためのアドバイス 民事裁判の仕組みと進め方

遺族のためのアドバイス 損害賠償裁判を終えて


[2001.03.20掲載]




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