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2013年度総会・講演会

今年もいよいよ春の訪れです。総会&講演会を下記のとおり開催します。
ご参加お待ちしております。

講演内容  銅は植物、動物および人間に共通の重要な元素である。植物の光合成に関わるプラストシアニンという酵素の成分であり、動物体内の酸素運搬、電子授受、酸化還元の酵素成分でもある。植物では種子に多く、動物では肝臓や筋肉や血液に多く含まれている。銅は、赤ちゃんや妊婦の血液に比較的多く含まれている。銅が不足すると、植物は根の成長が悪く、葉の白化が起こり、動物は発育や成長不良を起こす。 銅の基本的な物理的・化学的性質を紹介すると共に、銅の過去、現在そして未来を皆様と共に考えてみたい。
講師略歴  1940年札幌生まれ。北海道大学大学院工学研究科応用科学専攻修了。工学博士。カナダ、ブリティシュコロンビア大学留学。カナダ、オーストラリアおよび中国の大学と共同研究。国際学会招待講演数回。在任中、日本銅センター腐食専門委員会メンバー。北大工学研究科 分子化学専攻界面制御工学講座退官後、留学生教育専門教官として技術日本語指導。国内外銅関連企業への技術コンサルタント、裁判鑑定人を経験。現在、日本伸銅協会テクニカルアドバイザー。
北海道植物友の会