夏の六甲・新神戸から世継山界隈     

 
 ハーブ園からの神戸 
■目的地:布引ハーブ園 <山域:六甲・神戸市中央区>
■日にち:2007年7月16日(月)
■天気:曇りのち雨
■同行者:嫁さん
■コースタイム:
  新神戸 発(11:30)〜布引雄滝(11:45)〜布引ダム(12:05-12:30)〜貯水池沿い〜「風の丘」駅前(12:55)〜
  布引ハーブ園〜レストハウス(13:30-14:20)〜摩耶山分岐(14:25)〜市ヶ原(14:45)〜布引ダム〜新神戸 着(15:45)

 六甲の世継山、ひらたく言えば布引ハーブ園辺り。野趣の雰囲気を出したくて前者をタイトルにします。(^^;;
北神急行で新神戸に入る。トンネルが長かった。
地下鉄の駅を出ると駅弁が目についた。新幹線の新神戸駅2階に上がってみたら、いくつもの駅弁屋さん。
選り取りみどりの中から、二つ選ぶのが大変。
先日通過した台風の影響で生田川は水量が多い。轟々と流れる。布引雄滝もたくさんの飛沫が上がっていた。
茶店を抜け見晴台に着くと林の向こうにビルが建つ。さらに紀淡海峡までも見えそう。

布引貯水池
 緑で覆われた谷の流れを見ながら布引ダムへと向かう。ダム横の休憩所で駅弁とする。
貯水池の周りは深い緑でいっぱい。湖水脇の木陰道をゆるりと歩く。枝の間に見える水面の山影が涼やか。
貯水池北から右手の舗装道に入る。長い。ロープウェイ・風の丘駅の前にハーブ園の南ゲートがある。
が、閉まっている様子。看板のコメントによると、獣除けのために閉めているが脇の小門を押すと入れる。

 ゲートを入ってすぐの券売所裏売店でアイスクリームを求める。
少し回復した天気も加わり、ハーブ園の登りはきつい。一般には下って楽しむ公園だなと今頃気づいても遅い。
合わせて花が少ない時期。特にハーブに興味を示す訳でもないのでただ歩くだけ。頭上に丸いロープウェイ。
そんなまったりとした雰囲気の中、ベンチで休んでいるとジャズ演奏の予告アナウンスが流れた。最上部にある
レストハウスで催されるようだ。間に合うかなぁ。

 高度が上がって来ると神戸の街並みがまた見えて来る。途中に間に合った生のジャズ演奏、わかりやすい
選曲もよし。しかも、海を見下ろして聞く贅沢。演奏がちょうど終わるころ、雨粒が落ちてきた。
ハーブなどを展示した香りの資料館に待避。中国からの観光客がぞろぞろ歩いていた。
雨が止むと、素直に下りず山道に入る。前日はすきあらば摩耶山へと考えていたが、元気が出ず市原へ
下ることにした。

 ハーブ園の脇にかわいい木戸がある。そこを出ると雰囲気は一変、薄暗い林。虫取りの親子。
アップダウンの間、ハイカー数人とすれ違う。赤いキノコや白い花を見る。いつ通ったか気づかない425m山
を巻き、遠回りして市ヶ原に着いた。河原では多くの子供たちがバーベキューや水遊びに興じていた。

425m山から市ヶ原への途中
 紅葉茶屋を過ぎた辺りでまたも雨、本降りのようなのでカッパの上を着る。歩くにしたがい雨脚は強まり、
祠で少し雨宿りするも収まる気配なし。ズボンまで随分と濡れてしまった。雨粒に追われながらの
歩きとなる。これで、先の市ヶ原までの下りと合わせて、山歩きといえる程度の箔が付いた。(^^;
見晴台でも雨宿りの人多し。コンクリートの坂道はみな先を急いで足早。

 新神戸駅に着くと雨具の後始末をするハイカーで一杯だった。結構濡れてしまったのでかえって吹っ切れた。
嫁さんはいい迷惑だっかな。神戸プリンを買って帰路に就く。


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2007.8.20. BY M.KANE