[再生]ボタンで再生した際に、ボーカロイドの歌のパートと、通常の楽器の伴奏パートとの間に、時間的なズレが感じられる場合があります。どのくらいズレるかは、PCごとに異なりますが、[補正]ボタンで補正することができます。

[補正]ボタンをクリックすると、[補正]ダイアログが表示されます。

下のようなダイアログボックスが表示されます。 テキストボックスに現在、設定されている遅延時間が表示されます。ここで指定されているミリ秒だけ、通常の楽器の伴奏パートが遅れて演奏されるようになっています。ボーカロイドの声の発音が伴奏より遅れていると感じたら、さらに、値を増やしてください。逆に、すこし歌のパートが走っている（速めに発音している）と感じたら、値を減らしてください。

自動検出ボタンを押すと、遅延時間を自動で検出しますが、正確ではありません。多くの場合、手動による補正が必要です。調整した結果を確認したい場合は、[テスト]ボタンをクリックします。ボーカルパートと、伴奏パートが発音されますので、両者が同時に発音されるように、遅延時間を調整してください。

遅延時間を修正するためのファイルを再生して、正しく補正されているかどうか、確認することができます。メイン・ウィンドウで、[読込]ボタンを押し、test_sound.midというファイルを読み込んでください。test_sound.midは、初音・カラオケ・ミク・プレイヤーがインストールされているフォルダに置かれています。

再生ボタンを押すと、「あ」「い」「う」「え」という声が、ピアノの音と同時に発音されます。ズレが感じられたら補正ダイアログボックスで補正を行ってください。