研究テーマ->メディアアート->オリジナル・アートワーク->ミュージック・ダービー
〜 アクリル・ロボット版 |
ここでは、音楽に関連するワークショップを紹介します。 |
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概要とルール |
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http://www.mu-tech.co.jp/video/MusicDerby.mp4
http://www.mu-tech.co.jp/video/MusicDerby_con.mp4(English) |
ミュージックダービーは、音楽によって7体のロボットを走らせ、演奏が終わったときに、どのロボットが最も遠くまで進むかを予想するゲームです。
鹿、兎、ネズミなど、動物を模した4足歩行のロボットのそれぞれに、CDEFGABの音(ドレミファソラシ)が割り当てられています。
例えば、鹿にはCの音、兎にはDの音、ネズミにはEの音が割り当てられています。
Cの音を演奏すると、鹿が前に進みます。Dの音を演奏すると、兎が、Eの音を演奏するとネズミが前に進みます。
ハ長調でキラキラ星の演奏をすると、曲が終わった時に、どの動物が最も遠くまで進むでしょうか?
ハ長調の場合、ドが主音ですから、ドを割り当てられた鹿が最も遠くまで進むと予想するかもしれません。
しかし、実際は、ソを割り当てられた豚が勝ちます。
これは、キラキラ星では、ソの出現頻度が最も高いためです。逆にシは一度も出現しないため、猫は全く動きません。
このように、ミュージックダービーは、曲の中での音階上の音の出現頻度を可視化することができます。
(1)キーボードなどの楽器から音を演奏します。(単音が望ましい)
(2)Arduinoで音の高さを分析します。
(3)ドレミの音に対応するそれぞれの動物が前進します。
たとえば、ミの音が演奏されたら、3番目(ミはドレミの3番目の音なので)の動物が前進します。
もしファの音が演奏されたら4番目の動物が前進します。
(4)1曲の演奏が終わった時に一番前にいる動物の勝ちです。
古いバージョンは、扇風機を使用してバルーンの動物を前進させていました。 |
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構成部品 |
構成部品です。 |
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Product |
Spec. |
Amount |
Price |
Relay |
OMRON G5V-1 (DC3V) |
1 |
\275 |
Gearbox |
TAMIYA |
1 |
670 |
Arduino Pro Mini |
KeeYees (ATMEGA328P 3.3V
8MHz) |
1 |
\360 |
Microphone |
HiLetgo (MAX4466) |
1 |
\313 |
Battery box |
(AAA x 2) |
2 |
\158 |
LED |
2.3V to 3.3V |
2 |
\100 |
Switch |
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1 |
\100 |
Connector & Cable |
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22 |
\60 |
Acrylic frame |
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\1000 to
\2000 |
Screws |
M2.6 X 10mm |
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Nuts |
M2.6 |
6 |
\50 |
Split pin |
M2 X 20mm |
2 |
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レースコース |
ドからシまでの7コースがあります。動物が直進するように、各コースの間には段差が設けてあります。どの音かが分かるように音名がコースに刻印されています。 |
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動物と音の割り当て |
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ド |
シカ |
レ |
ウサギ |
ミ |
ネズミ |
ファ |
キリン |
ソ |
ブタ |
ラ |
ウサギ |
シ |
ネコ |
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受賞歴 |
Maker Music Festival 2022 "Awards of Merit" 星3つ
オリジナルマインド第11回(2022年) ものづくり文化展 入賞
Amazing Maker Awards 2022 アート部門3位入賞
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