研究テーマ->楽器->民族楽器->チャランゴ
南米のアンデス地方の音楽の民族楽器の1つとして チャランゴを紹介します。  
フォルクローレの楽器

 

サンフランシスコのフィッシャマンズ・ワーフの近くで、フォルクローレの人たちの演奏を撮影しました。 左から2番目の人がもっている小さいギターような楽器がチャランゴです。チャランゴはギターと同じく伴奏用の楽器で、メロディはケーナサンポーニャが演奏します。

 
チャランゴ

チャランゴ

チャランゴは、ギターよりも弦の数が多いです。 10本の弦がありますが、5列に分けられていて、1つの列には同音かオクターブの音が配置されます。 ギターのように低いほうから高いほうへと順に弦が並んでいるわけではありません。楽器が作られた当時、ヨーロッパでこのような調弦方法がはやっていたそうです。

弦楽器のボディの背面は、平たくなっているものと、丸くなっているものと2種類あると思いますが、チャランゴの背面は上の写真のように丸くなっています。

チャランゴ

 
アルマジロのチャランゴ

 

ボディの裏側にアルマジロの皮が貼ってあるチャランゴです。皮といっても、動物の形そのままで生々しいです。チャランゴのボデイの形やサイズにアルマジロがぴったりフィットするのですが、たまたま、チャランゴの形にアルマジロがピッタリきたというよりは、アルマジロにあわせて、楽器の形やサイズを決めたのではないかと思えるほどです。

チャランゴ

 
 
 

 

ロボットの紹介を見る

 
 
書籍とCDの紹介


《ペルー》ペルーの祭り~インカの末裔 というCDでペルーの音楽を聴くことができます。

 


アンデスのチャランゴ 憂愁のメロディ というCDでチャランゴの演奏を聴くことができます。


チャランゴ(原産国:ボリビア 材料:オレンジ材) でフォルクローレの演奏を初めてみませんか?