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プリペイド・ピアノで検索しても、けっこうひっかかりますが、「プリペアド・ピアノ」が正しい名前です。
プリペアド・ピアノはジョン・ケージという現代音楽の作曲家が考案したものです。
プリペアド・ピアノは、簡単に言えば、グランドピアノを手作業で改造（？）したもので、ピアノの弦に、ゴム、消しゴム、ねじ、ボルト、
プラスティック、木など色々なものを挟んだり乗せたりします。それにより、打弦楽器でありながら、音色がさらに打楽器的なものになります。
たとえば、ネジを弦と弦との間に置くと、演奏したときに、鉄板をカナヅチでたたいたような高い音になります。ゴムを挟むと、叩いたときに、マリンバやシロフォンのような短く低い音がするようになります。 |
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通常の楽譜に加えて、どのようなものを、どのような位置において、ピアノの弦を細工するか、という図面も用意されるます。図面には、ネジ、ゴムなど、アバウトな名前と、ダンパーから何インチの場所にそれを置くかが書いてあります。写真の上のほうに移っている白いテープは、何インチかを測るためのメジャーです。 |
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プリペアド・ピアノをパソコン上で体感できるソフトを作りました。こちらにあります。 |
