読書メモ

・「入門 Unix for Mac OS X 第4版
(Dave Taylor:著、酒井 皇治:訳、オライリー・ジャパン \2,500) : 2011.07.25

○ポイント
・デスクトップ検索「Spotlight」
・Mac OSXの基盤は、BSD UnixとMachカーネル。Apple社製のAqua(というGUI)を統合。Mac OSXの基礎部分「Darwin」
・Mac OSXにも含まれるX11。X11でNW接続。元々、NWを使用するように設計されている。NW先でX11用プログラムを実行させながら、表示を手元のX11で行なわせる。X11で他のPCを利用。
・AppleScript:GUIアプリケーションを使ったバッチ処理の制御などに使う
・Xcode:開発用ユーティリティの集まり
・Mac OSXにはAppleTalk用に作られたUnixコマンドが用意されている
・iDisk:Apple社が管理するファイルシステム。「.Mac」メンバーはインターネット経由で利用できる。WebDAVに基づいたシステム。
・OpenOffice:Mac OSX固有のGUIに対応させようとする開発は中止された。Mac OSXで使用するOffice製品としてはNeoOffice/Jがある(Javaで作られている。X11を使わない)。
・Finkプロジェクト:オープンソースのソフトをMac OSX用のパッケージに移植。
・FinkCommander:Aqua対応のGUIを使ってオープンソースのパッケージを管理するアプリ

-目次-
1章 Unixを使う理由
2章 ターミナルを使う
3章 ファイルシステム探訪
4章 ファイル管理
5章 ファイル検索と情報取得
6章 入出力のリダイレクト機能
7章 マルチタスク
8章 Unixのネットワーク環境
9章 ウィンドウシステムとX11
10章 finkシステムによるオープンソースソフトウェアの利用