読書メモ ・「マインドセット 〜ものを考える力」 ・単発に起こっていること同士を結び付けて、うねりを感じていく ・根本は変わっていない。外見やテクニック的なものだけに新しいものができている。ほとんどものは不変 ・文化的なことや、デザイン的なもの、アート、ファッションなど、一見関係なさそうな分野も全体的に横断的に見ていくと、世の中のうねり、流れが見えてくる ・地方で起きていることの総計が国で起きていること ・メディアは「変化」を煽り立てる。「変化」はよく売れる ・変化は不変という柱の周りを螺旋旋回する ・勝者は才気があり、小さく、柔軟性に富む(⇒大きくなってはいけない、成長を目指してはいけない) ・ビジョナリーカンパニーは宗教的までに核となるイデオロギーを保持し、変化はあったとしても稀 ・既に起こったことはまた起こる ・未来の種を見つけたいなら、距離をおいたところから観察しなければならない ・変化はいくつもの力が集合した結果 ・アインシュタインは「熟れた果実」をもぎ取っただけ ・新しい絵が見えるまで、いろいろ組み合わせてみよ ・パレードの先を行き過ぎて、人々があなたを見失うようになってはいけない ・送り手は受け手に届く範囲にいなければばらない ・広告の目的は企業の価値観を伝えること。一つの強力なイメージを伝えること ・人材の世界的共有。アウトソーシング。人材の海外調達 ・スポーツ界に定着していることは、将来、経済圏で起こることの予告編である ・未来の予想は予感から始まる ・あまり重要ではないと思われる事柄を差し引くまでは、何も加えてはならない ・中国はチャンスを追及する人たちの国になった。今日、中国がもつ強みは、必要かつ有益なことに順応しようとする意欲 ・今は、長期にわたるアメリカ帝国の時代に入ったばかり。アメリカは21世紀を支配する ・欧州は「互いに保証し合った衰退」の道を辿り続ける。 ・EU新メンバー国は、競争力が最低の共通レベルに合わせるよう、古いメンバーから迫られている。経済が低迷するのは必至 -目次- 第一部 マインドセット ものの考え方 マインドセット1 変わらないもののほうが多い マインドセット2 未来は現在に組み込まれている マインドセット3 ゲームのスコアに注目せよ マインドセット4 正しくある必要はないことを理解せよ マインドセット5 未来はジグソーパズルだ マインドセット6 パレードの先を行きすぎるな マインドセット7 変わるか否かは利益次第である マインドセット8 物事は、常に予想より遅く起きる マインドセット9 結果を得るには、問題解決よりもチャンスを生かすべし マインドセット10 足し算は引き算の後で マインドセット11 テクノロジーの生態を考える 第二部 未来図 第1章 文化―視覚文化による世界の掌握 第2章 経済―国民国家から経済圏へ 第3章 中国―外縁部が中心である 第4章 ヨーロッパ―互いに保証しあった衰退への道 第5章 現代―漸進的変化の時代 イノベーションの宝庫 |