読書メモ ・「JavaからRubyへ ―マネージャのための実践移行ガイド」 ・Javaは完璧な解答ではない。JavaのビジョナリーたちがJavaを見限り始めた。生産性に疑問、複雑化はとどまるところを知らない。フレームワークが乱立。 ・Ruby on Railsが注目される背景にはJavaの代替案を求める気運の高まりがある。Rubyの簡潔さと力強さ。生産性が改善される実感 ・Java/Rubyブリッジ ・JRuby:RubyのJavaによる実装。Javaとの統合が目的。Javaライブラリを活用したRubyプログラムが書ける。例えばRubyにはXML Schemaのライブラリがない ・ReSTベースのWebサービス:SOAPベースのWebサービスとは異なり、基点はメッセージではなく、Web上に存在するリソースが基点。 メッセージはリソースに対する単純なCRUD(Create、Read、Update、Delete)。厳格にTCP/IPとHTTPだけを使って、XMLドキュメントを転送。 ・Rubyには見事なReSTサポートが用意されている。RailsはReSTの簡潔さを示す素晴らしい実例 ・デザインは美を作りこむものではない。美とは浮かび上がるもの(Louis Kahn) ・Ruby1.9.1では、YARVと呼ばれるRuby仮想マシンが採用された -目次- 1章 はじめに 2章 苦痛 3章 評価の確立 4章 パイロット 5章 孤島にて 6章 橋 7章 普及 8章 リスク 9章 参考文献 |