読書メモ

・「冒険投資家ジム・ロジャーズ 世界バイク紀行
(ジム・ロジャーズ :著、林 康史、林 則行:訳、日経ビジネス人文庫 \762) : 2011.05.22

○印象的な言葉
・ジムの投資手法のキーワードの一つ「大きな変化」。100年に一度の変化。ある種の会社にとっての100年に一度のチャンスが巡って来ていることに、よく出くわしている。 その変化が姿を現し始めた後でも、多くの人々が認識していないことが多い
・「think」は推定しているに過ぎない。「I know」といえるようになるまで突き詰めよ
・ジムの投資の中心に位置するのは「歴史」と「哲学」
・国家統制主義は必ず破綻する。その一形態が共産主義、保護主義、官僚主義
・オプション・先物は証券会社を儲けさせるためのツール
・旅は人間にとって大切なもの。未知の文化の中で、世界と自分自身を知る機会
・政治家が余計なことをしなければ日本経済は自然に回復する。年寄りの政治家たちがいずれ死んで、世界をよく知っている若い人たちが出てくる
・人生は短い。遠くまで行け。そして深く考えよ
・日本独自の民族性と単一の思考様式。その弱点は硬直化
・ポートフォリオは負け犬の発想。自信がないからリスクばかりが目に付き、ひとつに賭けられない。

-目次-
ニューヨーク発
ヨーロッパ横断
リンツ再訪
十字路イスタンブール
遙かなるトルキスタン
タクラマカンを超えて
西安から北京へ
ファーストクラスの東京
ユーラシアの果て
荒涼たるタイガ〔ほか〕