読書メモ

・「読書進化論 〜人はウェブで変わるのか。本はウェブに負けたのか
(勝間 和代 :著、小学館101新書 \740) : 2010.07.23

○印象的な言葉
・努力が報われる環境を求める、人生の自由度につながる
・本の内容に「とんがっているもの」があるか
・翻訳書には世界中から優良なコンテンツが集まってくる
・「マイクロトレンド」(ペン、ザレスン:著):新しいフレームワーク、トレンドを40項目
・本は自分の抱えている課題をあぶり出してくれる
・6段階の思考レベル(知識、理解、応用、分析、統合、評価)。思考を深めるためには、後半の3段階を自分のものにできるか
・本は学術書以外は、ある意味、著者の与太話、経験談
・本の魅力を伝えるマーケティングの努力
・本を書くには他人の経験より「広い」または「深い」ことを10万字にしても薄まらないくらい、貯められるか
・アンソロジー:昔の人の例を紹介
・訓練を重ねると「突き抜け感」が味わえる
・新書は一つのメッセージや主題を分かりやすく絞ったものを届ける本
・出版業界は流通チャネル戦略と広報宣伝戦略の専門家を育成していない。ノウハウが蓄積されていない
・本の真の競合はインターネットやDVD、テレビ。ネットで本に誘導するような動線を設計する
・本を売るなら王道で。魔法の杖はない
・どの本も結局は大半は同じことを言っている。いかに素材を料理するか
・コンテンツビジネス(本など)は発注者側(読者も)に男女が同じくらいいる。実力主義で競争が激しい、フェアな市場
・本を書くことで自分の意見が人に対して影響力を持つ、その結果として、自分に対してより大きなチャンスが来て、より大きな成長の機会を得ることができる

-目次-
第一章 人を進化させる読書がある
第二章 進化している「読む」技術
第三章 「書く」人も進化する
第四章「売る」仕組みを進化させる
終章 これから「読みたい」「書きたい」「売りたい」と思っているみなさんへ
私を進化させた20人の著者
巻末資料
おわりに