円錐形状または円筒形状の中を樹脂が流れる時の、温度・圧力・粘度を計算するプログラムです。
まだまだ未完成ですが、キャビティ内解析まで拡張する予定です。
コメントの日本語部分はEUCコードなので文字化けしていますが、Linuxのエディターで
見ると読めます。
・C のソースファイル(flow3.zipファイル)を下記よりダウンロードしてください。
・任意のディレクトリーで解凍します。(unzipコマンド)
・次にflow3ディレクトリーに移動し、コンパイル(gccコマンド等)します。
・カレントディレクトリーで実行してみてください。
コンパイルの例
gcc -lm -o flow3 main.c inputob.c inputmat.c
inputmou.c solve.c print.c file.c
flow3という実行ファイルが作成される
(math.h内関数を使用する場合は-lmオプションを付ける)
./flow3 ---カレントディレクトリで実行
簡易プラスチック射出成形シュミレーションプログラム
スプルー、ランナー偏 Ver3 → flow3.zip


入力樹脂データの入手は困難と思われるため、
参考に汎用グレードPPのデータを利用してください。
汎用グレードPPデータ
thermal conductibity W/m/℃
0.141
density cu・m/kg
729
specific heat J/Kg/℃
2400
viscosity constant
con. A
307132
con. B
0.30837
con. C
-0.005819
no flow temp. ℃
145
参考までに、樹脂データの測定例を示します
入力樹脂データ書式(SI単位)
1) 熱伝導率
単位 W/m/℃
2) 比熱
単位 J/Kg/℃
3)溶融密度
単位 J/cu・m
4)流動停止温度
単位 ℃
5) 粘度(パワー・ロウ定数)
単位 Pa・SeC (管長補正・ラビノヴィッチ補正後の真の粘度)
(B-1)
η=Aγ exp(CT)
η: 粘度 Pa・sec
γ: せん断速度 1/sec
T: 樹脂温度 °K
キャピラリー測定法データを上記モデルで回帰処理し
定数 A,B,C を求める。