街の中で天体観測!…月面名所案内…

双眼鏡や望遠鏡で月を見たことがありますか?
あのデコボコのクレーター,実は1つ1つ,ちゃんと名前がついています。
もちろん「海」の部分にも,みんな名前がついています。
月を望遠鏡でじっくり眺めていると,さまざまなクレーターや,ちょっと目を引く変わった地形などが見つかります。
月にもいろいろな「名所」があるんです。
そんな,ちょっと気になる地形を,「月面散策」気分で探してみましょう。
・月の東側……三日月〜上弦の頃(&満月過ぎ〜下弦の頃)が見ごろ
・月の西側……上弦〜十三夜頃(&下弦過ぎの頃)が見ごろ
・満月前後
月の地形の観望に適した時期は,その地形が月の欠けぎわにあるときです。三日月〜半月の頃は,月の東側(上の画像で右のほう)の観望に適しています。この部分は,満月過ぎに,再び欠けぎわとなり,三日月の頃と反対の方向から太陽の光が当たります。
月の西側(左側)は,上弦〜満月の時期と,下弦〜新月の時期に,欠けぎわとなり,観望のチャンスです。
このページの画像について
当サイトでは,月や惑星の画像の向きは,すべて「正立像」,つまり,見たままの位置関係で表示しています。できる限り画面の上のほうが北(天の北極の方向)になるように,表示しています。望遠鏡で月や惑星を撮影した場合,上下左右のひっくり返った「倒立像」あるいは,左右だけひっくり返った「裏像」の場合が多いのですが,当サイトは「初心者が気楽に星を見るためのサイト」ですから,肉眼や双眼鏡で見慣れている「正立像」で表示します。
天体望遠鏡をお使いの場合,画像がひっくり返ることをご承知おきください。