東大CubeSat "XI-IV", 東工大CubeSat "CUTE-I" 受信の記録 #1


● (No.368) 東大CubeSat "XI-IV", 東工大CubeSat "CUTE-I" 受信の記録 #1 (2003年 7月1日)
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(27 Jun 2003)  JQ1YCX 永島     1.  東大CubeSat打上げ迫る
(27 Jun 2003)  JQ1YCZ 此上     2.  東工大CubeSat打ち上げ
(30 Jun 2003)  JQ1YCZ 此上     3.  CubeSat打ち上げ
(30 Jun 2003)  JG1LDV 白子     4.  CubeSat打ち上げ
( 1 Jul 2003)  JH1UGF 槇岡     5.  東工大CubeSat受信成功(転載)
( 1 Jul 2003)  JA3TKW 中村     6.  2衛星成功おめでとうございます
( 1 Jul 2003)  JH3BUM 石原     7.  東大の衛星CWビーコン受信
( 1 Jul 2003)  JR6PUE 堂原     8.  東工大CUTE-I CWテレメトリ受信
( 1 Jul 2003)  JH3BUM 石原     9.  CUTE受信
( 1 Jul 2003)  JH3DJX 枚田    10.  Cute-1 CWビーコン
( 1 Jul 2003)  JI1FLB 田中    11.  2衛星のCWビーコン受信
( 1 Jul 2003)  JA6PL  井地    12.  東工大CUTE-I CWテレメトリ受信
( 1 Jul 2003)  JH3BUM 石原    13.  Re: 位置関係
( 1 Jul 2003)  JQ1YCZ 此上    14.  CUTE-I速報

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Subject: 東大CubeSat打上げ迫る!
From: "Takashi Eishima"
Date: Fri, 27 Jun 2003 10:48:24 +0900

JQ1YCX 東大CubeSat管制局の永島です。

来る6月30日に、当研究室の学生の手で製作しました
超小型衛星CubeSat XI(キューブサット サイ)が打ち上げられます。

運用につきましては、是非皆様にご協力頂ければ、と思います。
特に、打上げ直後には、CWビーコンの取得による軌道推定が
重要となりますので、皆様のお力をお貸し願えれば、と考えて
おります。

周波数やデータフォーマットなどの関連情報につきましては、
http://www.space.t.u-tokyo.ac.jp/nlab_gs/index_ja.html
にて公開しております。
また、衛星プロジェクト全体に関しましては、
http://www.space.t.u-tokyo.ac.jp/cubesat/index.html
をご覧下さい。

JAMSATの皆様には、シンポジウムでの発表の機会を与えていただいたり、
周波数の国際調整に関してアドバイスを頂いたりと、大変お世話になり、
メンバー一同を代表して御礼申し上げます。

当研究室では、次の衛星の開発もはじまっておりまして、どのような
アマチュア無線サービスが可能かを検討しております。
こちらの方でも皆様のご助言をいただければと思います。

今後とも学生による衛星開発プロジェクトにご理解をご協力を
頂きますよう、よろしくお願い申し上げます。

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東京大学航空宇宙工学専攻
           中須賀研究室 博士課程3年
                      永島 隆
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                                                                          bottom top

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Subject: 東工大CubeSat打ち上げ
From: Konoue Kazuya
Date: Fri, 27 Jun 2003 23:28:40 +0900

JAMSAT-MLの皆さん.

みなさん,いつもお世話になっております.
こんにちは.此上@東工大 松永研究室(JQ1YCZ)です.

東大の永島さんからのメールにもありましたが,
私たち東工大松永研究室においても,学生中心に約2年間かけて,
手作りで開発してきたCubeSat "CUTE-I"も,東大CubeSat"XI"とともに,
いよいよ来週6月30日(月)23:15(日本時間)にロシアから打ち上げられます.
JAMSATの関係者の皆様には,これまで,JAMSATシンポジウムや,
周波数調整などで多くのアドバイス・ご意見をいただき,
非常にお世話になりました.

私たちは6月5日からロシアにいって,射場での作業を行ってきまして,
先の日曜日に帰国した次第です.
ロシア現地の作業は非常に順調に進み,今はすでにロケットに取り付けられ,
すでに射点に移動されております.
(最新情報は,
 東工大CubeSat:http://lss.mes.titech.ac.jp/ssp/cubesat/index.html
 ロシア作業(L-?というのは,打ち上げ?日前ということです):
 http://www.eurockot.com/asp/list2.asp?cat_id=30&main_cat_id=30
にそれぞれ記載されていますので,よろしかったら,ご覧ください.)

このCUTE-Iは通信周波数帯として,アマチュア無線周波数帯を利用しています.
(総務省による無線局検査もすませ,衛星(JQ1YCY),管制局(JQ1YCZ)の
 コールサインを取得しています)
打ち上げ直後の運用ではCWビーコンから,衛星のヘルスチェックを行います.
また,衛星が非常に小さいことから,最初は軌道も正確に確定できないので,
多くのアマチュア無線家の方々に受信を試みていただいて
受信レポートをいただけたら,と思っています.
正確な軌道要素はすぐにはもらえないので,フォックスハンティング的なものに
なってしまいますが,私たちのほうでも必死に受信を試みる予定です.
これらの受信情報をひとつの大きな参考材料として,
CUTE-Iの軌道を推定していく予定です.

CUTE-Iの通信周波数帯は以下のようになっております.
http://lss.mes.titech.ac.jp/ssp/cubesat/index.html
 の「打ち上げ・運用情報についてはこちら」を参照ください)

CWビーコン(モールス符号)   436.8375 MHz付近
FMパケット(AX.25/SRLL)     437.470  MHz

FMパケットについては,Ax.25プロトコルとオリジナルのSRLLプロトコルを
用いますが,Ax.25でしたら,通常の設備でデコードが可能です.
また,WEBのほうは随時更新しており,
運用スケジュールにつきましても,近日中に掲載する予定です.

もし,ご協力いただいて,テレメトリ受信に成功した方が
いらっしゃいましたら,ご連絡をいただけると幸いです.

では,今後ともどうぞよろしくお願いいたします.

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  Kazuya KONOUE
  Student in doctoral course
  Laboratory for Space Systems (LSS)
  Matunaga Lab.  Dept. of Mechanical and Aerospace Eng.
  Tokyo Institute of Technology, Japan
  Web:http://lss.mes.titech.ac.jp
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

                                                                          bottom top

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Subject: CubeSat打ち上げ
From: Konoue Kazuya
Date: Mon, 30 Jun 2003 23:02:24 +0900

JAMSAT-MLの皆さん.

みなさん,いつもお世話になっております.
こんにちは.此上@東工大 松永研究室(JQ1YCZ)です.

たびたび,MLでお騒がせしてすみません.
先日こちらでご案内させていただいた,CubeSat "CUTE-I"ですが,
明日6月30日(月)23:15:26(JST)にロシアから打ち上げられます.
現地のロケット準備作業も順調で,予定通り打ち上げられそうとのことです.

私たちのCUTE-Iでは,10cm立方,1kgと非常に小さいものであることから,
いわゆるトランスポンダを搭載することはできなかったのですが,
ダウンリンクデータは積極的に公開し,皆さんと情報共有・情報交換を
行っていきたいと考えております.
また,打ち上げ直後はCUTE-Iの軌道もはっきりとわからないことから,
得られた多くの受信情報から,ドップラーシフトを利用して,
軌道を推定していくことを予定しています.

もし,電波受信が可能な方がいらっしゃって,
お時間の都合が合うようでしたら,ぜひ,受信を
試みていただけたらと思っています.

CUTE-Iのテレメトリ受信について,詳細な情報につきましては,
以下,CUTE-Iホームページ
http://lss.mes.titech.ac.jp/ssp/cubesat/index.html
の「CUTE-Iからのテレメトリを受信するには?」をご覧ください.

明日6/1に,東京で最初に受信できると現時点で予測している時間は,

6/1 04:31:46 04:38:01 04:44:13 00:12:27 037 091 145 13.1
6/1 06:10:51 06:18:35 06:26:16 00:15:25 009 285 202 66.3
6/1 07:52:47 07:57:41 08:02:36 00:09:49 342 302 261 7
6/1 15:51:57 15:58:28 16:05:02 00:13:05 123 064 005 17.8
6/1 17:30:35 17:38:09 17:45:50 00:15:15 178 259 341 52.8
6/1 19:16:03 19:19:18 19:22:35 00:06:32 248 274 300 2.4

となっています.
実際には明日,打ち上げ後,同じ軌道に投入される別衛星の
軌道要素から再度考察する予定です.

周波数につきましては,
CWビーコン(モールス符号)  436.8375 MHz付近
ですが,ドップラーシフトによる変動はあります.
これについては,随時最新情報をお知らせします.

FMパケットについては,軌道が確定し,初期システムチェックアウトが
終了し次第,ダウンリンクを行う予定ですが,実際にダウンリンクする
スケジュールにつきましては,別途お知らせする予定です.

もし,ご協力いただいて,テレメトリ受信に成功した方が
いらっしゃいましたら,ご連絡をいただけると幸いです.
(上記CUTE-I WEB中のiReceived,
 あるいは,cute@lss.mes.titech.ac.jpまでご連絡ください)

今後ともどうぞよろしくお願いいたします.

_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/
  Kazuya KONOUE
  Student in doctoral course
  Laboratory for Space Systems (LSS)
  Matunaga Lab.  Dept. of Mechanical and Aerospace Eng.
  Tokyo Institute of Technology, Japan
  Web:http://lss.mes.titech.ac.jp
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

                                                                          bottom top

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Subject: Cubesatビーコン周波数
From: "shirako"
Date: Mon, 30 Jun 2003 23:55:19 +0900

皆さん。  JG1LDV白子です。

待望のCubesatの打上が予定通り進行しているようです。

分離後の東大/東工大Cubesatからのビーコン受信をよろしく
御願いします。

ビーコン周波数の公称値は各CubesatのHPで掲載されていますが、

東大 :436.8475MHz
東工大:436.8375MHz

で、±ドップラー±発信器変動がありますので、上記周波数を
中心に多少掃引してみて下さい。

                                                                          bottom top

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Subject: Fw: [yama:17553] 東工大CubeSat受信成功(速報)
From: "Hiroyuki Makioka"
Date: Tue, 1 Jul 2003 04:56:57 +0900

やったぞ!!!
〜〜〜〜〜〜〜

東工大 キューブサット衛星 「CUTE-I」 打ち上げ成功!!
=========================
   
     G6LVB データーコマンド信号受信に成功!!
     ===================

東工大よりの速報を、転送でお知せします。。。

JH1UGF 槇岡寛幸
横浜市鶴見区

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>                           2003年7月1日
>                  東京工業大学CubeSatプロジェクトチーム
> 
>     東京工業大学の小型衛星「CUTE-I」よりのデータ受信成功(速報)
> 
> 東京工業大学CubeSatプロジェクトチームは、超小型衛星「CUTE(キュート)-I」
> を開発してまいりましたが、平成15年7月1日午前2時53分にロンドンのア
> マチュア無線家Howardさん(コールサインG6LVB)が同衛星からモールス信号に
> よるデータを受信して下さいました。これにより、衛星の軌道投入が成功し、太
> 陽電池パドル展開の成功および衛星の基本機能が正常であることを確認いたしま
> したので、ご報告申し上げます。
> 
> 同衛星は、独自開発の無線通信プロトコル「SRLL」やCMOSカメラを利用した太陽
> センサの試験を主目的とし、アマチュア無線周波数帯(144MHz、430MHz)を利用
> しデータやコマンドの送受信を行っております。 2003年6月30日14時
> 15分26秒(日本時間同日21時15分26秒)にロシア連邦プレセツク射場
> より打ち上げられました。
> 今後は、おおよそ毎日2回ずつ日本上空を衛星が通過いたします。海外のアマチュ
> ア無線家の方々の協力も得ながら、衛星の動作状態の確認および検証を引き続き
> 行い、測定データの取得などを行う予定です。詳しくは、ホームページの最新情
> 報を随時更新しておりますので、そちらをご覧ください。
> 多くの方々よりご協力を頂き、本日の受信成功にこぎ着けることができました。
> ありがとうございました。
> 
> 東京工業大学CubeSatホームページ
> http://lss.mes.titech.ac.jp/ssp/cubesat/index.html
> 
> (本メールは、bccにて関係の方々へ配信しております。また、ご自由に転送下
> さい。)
> 
> -- 
> 東京工業大学 CubeSat開発チーム
> 
> 東京工業大学大学院 修士2年
> 居相政史
> IAI Masafumi 

                                                                          bottom top

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Subject: 2衛星成功おめでとうございます
From: "Masao Nakamura"
Date: Tue, 1 Jul 2003 05:25:36 +0900

 JA3TKW中村です。
 
 先程、4:37前後にて、両衛星のCWビーコンを受信しました。
 事前発表の周波数もほぼ正確なようです。
 信号強度は、FOなみです。(オスカーハンター+プリアンプ)
 トラックボックスがうまく動かなくて余裕が無く、受信機のダイヤル
 を合わせるのが精一杯でした。

 おめでとう

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
中村昌男 Masao Nakamura
滋賀県八日市市
JA3TKW
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

                                                                          bottom top

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Subject: 東大の衛星CWビーコン受信
From: Masaji Ishihara 石原正次 JH3BUM
Date: Tue, 01 Jul 2003 05:37:14 +0900

JH3BUM石原です
サイ打ち上げ成功おめでとうございます。

東工大のは受信し損ねました。残念!!

04:38JSTよりXIのビーコンを受信しました。
信号は弱くて聞こえ始めと終わりは41くらい、一番強くても54位でした。
CWの送出が間歇なので周波数を合わせるのが難しく、ビーコンの
出だしを毎回取り損ねてしまいました。
周波数は、
04:38JST 436.850Mhz
04:41JST 436.8439Mhz
方向は北東から南東方向へ、、MAX仰角5度くらいでしょうか
仰角の調整まで手が回りませんでした、5度で固定
ビーコンの内容で

455667
www.space.t.u.tokyo.ac.jp  はちゃんと取れました。
20037ac
321a70065
ut430?ws5
300000

受信設備は
IC821
オスカーハンター20ele クロス八木+リグ側に受信アンプ20db
手動追尾
緯度 35.00.26N
軽度 135.41.57E
アンテナ海抜 40m

東大ホームページにある受信データーの投稿ページは入力結果の確認の
ページが無くいきなり投稿の送信になってしまうため、入力途中で
送信してしまい、とても使いづらいです。

--------------------------------------
    Masaji Ishihara  石原正次  JH3BUM
   京都 嵯峨野  SAGANO,KYOTO CITY JAPAN
   AJA #220108   G.LOC  PM75UA
---------------------------------------

                                                                          bottom top

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Subject: 東工大CUTE-I CWテレメトリ受信
From: "H.DOUHARA"
Date: Tue, 01 Jul 2003 06:46:58 +0900

JR6PUE堂原です。

CUTE-1打ち上げ成功おめでとうございます。

私も下記内容で受信に成功しましたのでご報告します。

日時 2003.7.1 06:14〜06:27 JST

Downlink CW 436.844MHz〜436.829MHz 信号強度 R4S5 R5S5
アンテナ方向 AZ 23.5 EI 11 〜 AZ 180 EI 1 の間
受信設備 IC-910 8D-FB 15m アンテナ クリエート2X713A
受信位置 北緯33度50分57.91秒 東経130度42分55.70秒
PICNIC及びCALSATによるアンテナ自動追尾
アンテナ地上高 10M

テレメトリー信号が切れた瞬間にドップラー周波数のずれで探すのに若干とまど
いましたがCALSATのおかげでほぼ上記時間内、連続で受信できました。

PS 音声を連続で受信しましたので後ほどMP3に変換してお送りいたします。

-- 北九州市八幡西区
H.DOUHARA

                                                                          bottom top

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Subject: CUTE受信
From: Masaji Ishihara 石原正次 JH3BUM
Date: Tue, 01 Jul 2003 06:56:44 +0900

おはようございます
JH3BUM石原です。
6時16分頃からのパスで、今度はCUTEのCWビーコンを
受信しました。
信号はピークで54くらい
QSBがあり落ち込んだときは、何とか取れる程度です。

CUTE74146480EAFFFF
CUTE76A3631???FFFF

予想の軌道要素
CUTE-I
1 00000U 0        03181.65829861  .00000067  00000-0  31113-4 0    18
2 00000  98.6918 188.2630 0010691 319.2454  90.7027 14.20282625181474

より5分くらい遅れて聞こえてきます。
不法局のかぶりで受信が苦しくなってきました、、

次のパスでパケットの信号が聞こえるでしょうか、、楽しみです

--------------------------------------
    Masaji Ishihara  石原正次  JH3BUM
   京都 嵯峨野  SAGANO,KYOTO CITY JAPAN
   AJA #220108   G.LOC  PM75UA
---------------------------------------

                                                                          bottom top

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Subject: Cute-1 CWビーコン
From: "Hirata Michiyuki"
Date: Tue, 1 Jul 2003 07:17:51 +0900

Cute−1の軌道投入、おめでとうございます。

JH3DJX/枚田(ヒラタ)です。今朝6時すぎのパスでCWビーコンを1
1分間録音しました。下記URLにアップしております。MP3で1.18MBです。

東大のCube−Satは今回チェックしておりませんでした。

http://www.fureai-net.tv/jh3djx/cute1.htm

                                                                          bottom top

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Subject: 2衛星のCWビーコン受信
From: "Seiichi Tanaka"
Date: Tue, 1 Jul 2003 08:14:03 +0900

JI1FLBです。 おはようございます。

衛星打ち上げおめでとうございます。
本日、3時と6時のオービットで2衛星のCWビーコンをベランダ設置お手軽アンテナで
受信することが出来ました。

 RIG&ANT:FT847 +マスプロ 8エレ手回し

6時のオービットではCUTEのCWもより強く受信することができ、0625前後のTLMはQSB
によりミスコピーもありますが以下のとおりでした。

cute 81 a3 64 7f e5 0001 4720 ff ff 8d a1
cute 81 a4 63 80 e9 0 01 4720 ff ff 8c a0
cute 79 a4 64 80 e2 0001 4720 ff ff 8c a0
cute 71 a3 64 80 e8 0001 4720 ff ff 8c ?f
cute 7a a4 63 7f e7 0001 4720 ff ff 8b 9f
cute 7e a3 ?3 7f e5 0001 4720 ff ff 8b 8f

                                                                          bottom top

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Subject: 東工大CUTE-I CWテレメトリ受信
From: iji
Date: Tue, 01 Jul 2003 13:36:38 +0900

JA6PL 井地です。

7時のパスを受信しました。
CALSATで、7時53分から8時6分までの予測でした。
北側が不感部(マンション)があり、入感は54分35秒からでした。
436.877.8からLOS 8時6分5秒の436.828.8まで、ドプラー変化
がありました。
感想としては,信号の切れ目でドプラー変化を見越して待機す
る必要があります。今後の衛星では、連続の発射が好ましいと
思いました。YCYとYCWとの関係など理由があったのでしょうか。

受信者名前:井地 義智
受信時間: 2003年7月1日7時54分〜8時6分
受信位置:緯度33.52.07N、経度130.43.07E
電波の型式:CW RST 569
データ内容(生データ):別途送付
地上局の構成:IC-910 NAGARA SPACE -A

Iji Yoshitomo 井地 義智
http://www1.bbiq.jp/ja6pl/

                                                                          bottom top

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Subject:  Re: 位置関係
From: Masaji Ishihara 
Date: Tue, 01 Jul 2003 16:25:34 +0900

皆さん
JH3BUM石原です。。

15時53分からのパスでXIとCUTEのドップラー周波数
をチェックしました。

JST    XI   ドップラー量 CUTE  ドップラー量 XI/CUTE差
16:56   436.8529Mhz   +5.4Khz    436.8405Mhz    +3Khz       12.4Khz
16:57    ---                     436.8397Mhz    +2.2Khz
16:58   436.8507Mhz   +3.2Khz    436.8383Mhz    +0.8Khz     12.4Khz
16:59    ---                     436.8370Mhz    -0.5Khz
17:00   436.8477Mhz   +0.2Khz       ----         

XI送信周波数    436.8475Mhz
CUTE送信周波数  436.8375Mhz
送信周波数が仕様どうりなら、、両者のドップラーの違いからCUTEの方が
1−2分先を飛んでいるのでは無いでしょうか。

CW信号を耳で聞いて周波数を合わせていますのでどこまで正確かは判りませ
んが、、軌道要素が出るのが楽しみです。


On Tue, 1 Jul 2003 09:53:42 +0900
shibayama_masato wrote:

> >皆さん
> >JH3BUM石原です。。
> >
> >今日の8時のパスで、両方の衛星のビーコンをワッチしました。
> >きちっとデーターは取っていませんが、ダウンリンク周波数のドップラー
> >量の違いから、CUTEの方が前を飛んでいるような気がします。
> >放出の順序は判っていましたっけ、、、
> >次のパスで確認出来たら、、と思っています。
> >それまでに軌道要素が出るでしょうか、、、
> >NORADは午前と午後の2回更新なので、期待しています。
> 
> -------------------------------------------------------
> 石原さん
> 
> わかりました。
> 軌道要素が1つしかでていないし、
> 一緒に放出だというし、
> ということで、悩んでしまいました。
> 
> 両方受信できた時、ドップラー量をみてみましょう。
> 発信周波数に近い方が先に飛んでいるということですよね。
> 
> でも、重量が全く同じではなく、先に飛んでいる方が若干重い場合、
> いずれ、追い越されるということも考えられますよね。
> その時、衝突する可能性はどうなのでしょうか。
> 何百万分の一と言う程度の確率なのでしょうか。
> 
> 2003/07/01
>          .・
>   .・  ・●
> ・●       .・
>     .・  ・●         芝山  正登
>   ・●       .・      
>       .・  ・●
>     ・●
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    Masaji Ishihara  石原正次  JH3BUM
   京都 嵯峨野  SAGANO,KYOTO CITY JAPAN
   AJA #220108   G.LOC  PM75UA
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Subject: CUTE-I速報
From: onoue Kazuya
Date: Tue, 01 Jul 2003 18:31:37 +0900

JAMSAT-bbの皆さん.

こんにちは.此上@東工大です.

皆さん,私たちのCUTE-Iの電波を次々と受信してくださり,
本当にありがとうございます.
あまりの受信レポートの多さに埋もれてしまいそうです(笑)

さて,CUTE-Iの運用状況ですが,非常に順調です.
今のところ,CWのみの送信を行っており,CWテレメトリの解析結果は良好で,
今回の17:30〜のパスでは,コマンドを送信してみました.
その結果,初期設定では,CWのフレーム送信間隔が約15秒であったものを
0秒(連続送信)に変更することができました.
皆さんからご要望を多くいただいていましたが,
これにより,衛星をより追跡しやすくなったと思われます.

今後,順次,FMパケットの送信など,さまざまなコマンドを
実施していく予定です.
(これらの予定については,WEBにてお知らせしていきます)
引き続き,お時間がありましたら,電波受信にご協力いただけると
幸いです.
今後とも,どうぞよろしくお願いいたします.

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  Kazuya KONOUE
  Student in doctoral course
  Laboratory for Space Systems (LSS)
  Matunaga Lab.  Dept. of Mechanical and Aerospace Eng.
  Tokyo Institute of Technology, Japan
  Web:http://lss.mes.titech.ac.jp
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