寄居城

概説 江戸氏家臣平野氏の城。単郭の城館であったが、江戸氏としばしば紛争を起こす額田小野崎氏に対する防衛の最前線として拡張された。天正18年(1590)、江戸氏を攻撃する佐竹氏の第一目標として攻撃され落城したが、佐竹氏の秋田移封後に生き延びた子孫が当地に戻り帰農したという。[『図説茨城の城郭』より]
墓地西側の一角は全周土塁に囲まれ主郭の雰囲気がある
訪問記[2006/12/05]南端の虎口付近は樹木が伐採されてなんだか近々手が入る雰囲気だ。中心部は共同墓地になっている。
所在地那珂市菅谷寄居。
参考書『図説茨城の城郭』