高館

概説 中世の高館城を歴史的に解明することは史料の面から限界がある。時代が下って大浦(津軽)為信の津軽統一事業の中に、高館の名が現れてくる。浅瀬石城主千徳大和を討つため南部から派遣された武将名杭日向が敗れて外ケ浜を回り退去しようとしたときのこととして『津軽一統志』は「高館と云岨の腰に大堀を堀切」と記述している。[『日本城郭体系2』より]
稲荷神社は東北自動車道すぐ脇
その他の写真
訪問記[2003/09/20]北側を流れる高館川は天然の堀。稲荷神社のさらに上に郭があるが、雨上がりの急斜面のため登れない。南側はりんご園。
所在地青森県黒石市高館。東北自動車道すぐ東側の稲荷神社が目印。
参考書『日本城郭体系2』