小館館

概説 涸沼東岸の標高18〜22mの舌状台地先端部に立地。主郭・虎口・馬出・折歪・腰曲輪・土塁・空堀・土橋・水甕安置処などの遺構が残る。東西約40m南北約30mの主郭を中心に、東側にIIの郭を配置した16世紀末の様相を呈する中世城郭。城郭の東側は鹿島鉄道敷設に伴い発掘調査が実施された。[『大洗町埋蔵文化財包蔵地調査カード』より]
南西側からの眺望
その他の写真
  1. 着到櫓と思われる南側虎口脇の土塁
訪問記[2004/04/26]時間が無かったので線路脇に近いところから直登して南側土塁周囲を確認し5分で降りてきた。馬出・水甕安置処などは確認していない。
所在地大洗町成田町小館2459-3外。鹿島臨海鉄道涸沼駅の北東側約600m。主要地方道16号線大洗友部線と鹿島臨海鉄道に挟まれた小丘。南側の谷津を挟んで大館館と対面している。
参考書