神崎(こうざき)城 東の城

概説 神崎城は千葉氏族の神崎氏の城で、周囲には中の城・西の城が接近してあり、守りを固めているのが分かる。改修前の利根川は神崎神社のある台地を巻き込むように流れていたそうで、ここは利根川対岸を見張るのには格好の物見台だったのだろう。
神崎神社本殿の背後には土塁がまわる
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訪問記[2003/11/03]本殿背後に回っている土塁は神社の土塁にしては規模が大きい。神崎神社境内にある大グスは、延宝2(1674)年、水戸光圀が参拝の折、「この木はなんというもんじゃろうか」と自問されて以来「ナンジャモンジャ」と呼ばれるようになった。明治40年12月26日の社殿の火災で焼け、高さ7mほどで切断されたが、その後ひこばえが良く育ち樹今では高さ20m以上に達している。国の天然記念物。
所在地千葉県香取郡神崎町神崎本宿。神崎神社のある急峻な台地。
参考書