石名坂館

概説 館主は、奥州平泉の落ち武者佐藤元春という伝説があるが、戦国時代になって子孫が石名坂を名のって浅瀬石城主の配下になったという。天正13年の宇杭野合戦の頃には浅瀬石千徳方に味方して戦った石名坂近江正長が館主である。[『日本城郭体系2』より]
稲荷神社の北東側から
その他の写真
  1. 南西側から
訪問記[2003/09/20]稲荷神社南西側の堀は二重になっている。これは二重堀に見えるが、あるいは茨城県布川城にある馬出郭のようなものだったのかもしれない。おそらく北東側は埋められたのだろう。
所在地青森県黒石市石名坂。稲荷神社が目印。
参考書『日本城郭体系2』