網掛御林館(仮称)(あがけおはやしやかた)

概説 200mx80mほどの土塁で囲まれた方形の区画。城館遺構かどうかは不明。東側には浅くはなっているが明らかに堀跡が認められる。遺跡登録はされていない。昭和49年の航空写真(国土画像情報(カラー空中写真):国土交通省)の中央付近、数字12の上方にある長方形の森林部分。
土塁に囲まれた林の中では椎茸が栽培されている
その他の写真
訪問記[2005/01/24]林の中の一部では椎茸栽培が行われている。周囲を土塁が廻っていて、東側には明らかに堀が認められる。城館遺構かどうかは不明だが、仮に方形居館だとするとかなり大きな部類になる。御林とい字名は幕府天領時代に付けられたものらしい。この土塁遺構は字御林ではなく字御林の南側に隣接する字林下に相当するかも知れない。仮に「網掛御林館」としておいたが、字「御林」はなんて読むんだろう?「おはやし」で良いのかなぁ。
所在地茨城町網掛字御林(あるいは林下)。網掛公園の南東約1.2km。
参考書