阿波畝状竪堀遺構(仮称)

概説 阿波龍貝城の西方約450mの丘陵南面に構築された竪堀群で、同城となんらかの関連を持った施設と考えるのが自然だろう。比高およそ15mの丘陵南面に10本の竪土塁が構築されている。
畝状竪堀のある丘陵を南側から臨む
畝状竪堀遺構の略図(クリックで拡大)
その他の写真
  1. 竪堀の上から下を見る
訪問記[2004/09/12]丘陵の南東端に登り道がある。道を登っていくと左手に段郭状の地形が見えてくる。その西側には谷が入っている。竪堀はそのさらに西側から始まる。東側の竪堀は幅が狭いが西側へ行くほど箕のような幅広の形状になっていく。この丘陵の谷津を挟んでさらに西側の丘陵南面にも竪堀群があるが、こちらはあまり明瞭でない。今日は確認しなかったが、東側丘陵にも何かがあって当然な感じがする。
所在地桜川村阿波。大杉神社の南西約450m(あるいは阿波龍貝城の西方約450m)にある丘陵の南側斜面。
参考書