大峰山脈　葛谷

遡行日: 1997年6月8日（晴れ）
メンバー: 大石、加藤、道上、道上、中嶋、上林、青木、佐野、井上、西田、山口、信田、古本、野上、赤名、長谷川
アプローチ: 国道１６８号線から二津野ダムで十津川を渡り二津野の集落へ。舗装道路の終点から山道に入り少し行くと沢に降りられる。今回は、大人数のため遡行修了点の玉置神社に下山用の車をデポした。
遡行 最初からいきなり大きな釜があり、腰までつかった。平凡な沢をしばらく遡行すると、チョックストーンのある滝があらわれた。その先は夏の熱い日には泳ぐのにいい釜がいくつかあったがみんな巻いてしまった。 やがて大きな釜をもった見事な滝があらわれた。２段目までは登れそうだが、くの字に曲がった先はハングしている。左から巻いた。 滝の上の大きな岩がごろごろしている地帯を抜け、滑滝を越えると１５ｍの直瀑があらわれた。左へ逃げると上に山道があり、滝上に橋がかかっていた。 不精をして山道を歩いたが、沢にはおもしろそうな滝がいくつかかかっていた。沢に戻ったすぐ先で、深い釜をもった４ｍの滝があらわれた。もう一度道に戻るのもしゃくなので釜を泳ぎ、びしょ濡れになって登った。 美しい釜を持った２ｍ滝の先が二又で、今回は右又を遡行した。左又は伐採が進んでいて荒れていた。右又は、荒れてはいないが、ほとんど何も無い。 なんにも無い沢に飽きて山道にあがるが、途中崩壊していて沢を歩いたほうがはるかに楽だった。また忠実に沢を詰めることにしたが、水も無くなりかけた頃に５ｍ、３ｍ、３ｍとちょっとした滝があらわれて楽しませてくれた。 水がほぼ無くなったところで、左の尾根にあがり尾根筋を進むとやがて林道に突き当たった。尾根にあがるところはガレており大人数で通過するのに時間をくってしまった。: 滝を登るという楽しみはあんまり無いが、どの滝も釜をもっており夏の暑い日にちょっと水遊びをするには最高。ただ、車をデポしてないと下山の時間を十分取っておく必要がありそう。
コースタイム: 5/8 7:30 二津野集落出発- 9:30 くの字滝下- 13:50 作業小屋- 16:00 林道

大峰山脈 葛谷

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