レインボーブリッジを歩いて渡って臨海副都心へ





今、何かと話題の臨海副都心。この東京小さな旅、「東京の車窓から」でも取り上げていますが、
今回は歩いて行ってみよう、という企画です。
臨海副都心は、未だに副都心には全く程遠い状態ですが、そこを歩いて尋ねることで、
よく現実を確認できるのでは、という趣向です。
海を歩くのは少し難しいので、もちろんレインボーブリッジを渡ります。
ただ途中にいろいろと問題があり、本当に行って見るかどうかは、これをよくご覧に
なってからにしてください。(本当ですよ!)

さてこの旅の始まりは、新橋駅から、臨海新交通ゆりかもめで,はじまります。
レインボーブリッジが見えてきたら、芝浦埠頭駅、残念ながら歩かなくてはいけないのでここで下車。
ゆりかもめなら、これから先、疲れたら何かとお世話になりますから、一日乗車券、(800円)が便利です。
尚、以前ご紹介していたここまでの都営バスは廃止されています。(ご意見を頂きました。)ご注意ください。

展望台

さてここには、レインボーブリッジの芝浦側入り口があります。ここには駐車場もあります。
まずエレベーターで6Fへと登ります。ここは展望室になっており、またいろいろな展示物もあります。
ここはこちら側と対岸とそれぞれアンカレイジと呼ばれる(アラスカにもありますね。)
橋脚の固定部分でここから対岸まで、798mあります。

ここをこれから歩こうというわけです。さて、この橋は2層構造になっていて、下層を、
ゆりかもめ・一般道路・歩道、上層を首都高速道路が走っています。
実はこれが問題なのです。・・・

さてこれから渡りますが、ここには北ルート(東京タワー・晴海側の展望)と
南ルート(台場・品川・臨海副都心側の展望)の二つのルートがあって、台場側の
アンカレイジ迄は横断できません。ここは南がおすすめかな・・・
さて、この上7階まで再度上がりここで建物の外にはじめてでます。

歩道

そこには幅約1メートルぐらいの歩道が、鉄骨の彼方に続いており、そこには潮騒
じゃなく、トラックの轟音と振動が襲ってくる世界が広がります。
そう、右手には(南ルートの場合)眼下に確かに東京湾が広がりますが、左手にはあの
産業道路といわれる道路の轟音と、意外な高速で過ぎ去っていくゆりかもめの姿が
広がっているのです。歩き出してすぐに主塔部に到達ここは一息つけます。
さあここから、対岸の主塔部まで570m,車の視線に耐えながら中央部まで285m、
やや登り道を(吊り橋ですから)歩きましょう。
中央部ではそれなりの感動もありますが、どんどん行くと15分ぐらいで、台場側の
アンカレイジにつきます。ここには、また歩道と比べると天国のような展望室で一休み。
そう、まだ先はあるのです。なぜなら吊り橋部分はもう終わりですが、まだ海の上、
取り付け道路を歩かねばなりません。
ここから、台場側の入り口まで、約10分、下り坂をもうひとがんばりです。
臨海副都心の建物が(特にフジテレビ)迫ってきます。

アンカレイジ

やっと、台場側出口に着きました。振り返ると大きなレインボーブリッジが、
覆い被さるように見え先ほどの轟音が嘘のようです。
さてこの、レインボーブリッジ、4-10月は9:00-21:00、11-3月は10:00-18:00、
第3月曜は休みです。案内嬢によると休日でも大変空いているそうです。
やっぱり・・・・・

さて、なにはともあれ、臨海副都心(臨海副都心のサーバーへ)お台場海浜公園に着きました、
なんだかんだ言いましたがここまで、芝浦側入り口から、休み休み、40分位です。
ここには、新しいレストラン街もオープンしており、ここでまたまた一休みですね。

さてこの先は、潮風公園から、船の科学館あたりまで、歩きましょうか。
詳しくは、こちらをご覧ください。(東京臨海高速鉄道で行く臨海副都心)

お帰りは、どこからでも、ゆりかもめで、すいすいとお帰りくださいませ。
船もありますよ。

以上いかがでしたでしょうか。こんなんだったら、読むんじゃなかったというそこのあなた、
人生何事も経験です。是非一度お出かけください。
でもくれぐれも天気のいい日にしてくださいね。

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