The Tokyo Heritage




東京駅




      
現在の東京駅


    
2012年以前の復元前の東京駅



東京駅丸の内側の赤煉瓦の駅舎は大正3年に完成しました。                                 
設計は日本銀行本店も手がけた辰野金吾、オランダのアムステルダム駅を参考にして作られたのは有名です。    
完成当初は左右に円形のド−ムを持つ3階建てでしたが、第2次大戦の空襲によって焼失、再建されたが       
予算の問題で、八角形のド−ムに2階建てという姿になりました。
                しかしその後、JR東日本などの検討により1999年(平成11年)に、本来の形態に復原することとなりました。
また、2003年(平成15年)4月18日には国指定の重要文化財に指定されました。
この復元工事では、建築当初の3階建てに戻した上で、外壁、尖塔、南北両ドームも再現しています。
そして、 2012年(平成24年)10月1日に復元後の全面再開業をしました。
今では東京の観光名所のひとつとして非常に便利な!、人気スポットになっています。

また、駅内の東京ステ−ションホテルはこの雰囲気を充分に味わうことができます。                         
大正・昭和の歴史とともに歩んできた東京駅、構内には原首相・浜口首相襲撃地点もそれぞれ説明版が立っています。
また、現在は海外へは成田が起点ですが、当時は東京から陸路下関、現韓国、中国、ロシアを経由した        
欧亜連絡列車の起点でもありました。             
是非一度、素通りせずゆっくり丸の内口をぐるっと回ってみてください。きっと新しい発見があるはずです。          







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