くだらな日記(2009年11月)


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11月28日(土)
 ずっとトップページで日記書いていようかと思ったんだが、さすがに長文は無理か。
 介護講習で隣の席にいる女性に、
「私、趣味人倶楽部ってSNSに入ったことあるけど、登録したとたん、ぜんぜん知らない男の人から交際しませんかメッセージが何十通も来て困ったのよ。あそこミクシィよりタチ悪いかも。あなたも入ってみたら?」
 と勧められ(どういう意味で言ったかは深く考えないことにしたい)、さっそく登録してみる。
 男だからなのか、それともプロフィールがあまりにもそっけなさすぎたせいか、あるいはプロフィール写真に「ヘンショク怪人」(みくしと同じです)を使ったので引かれたためか、数日経っても来たメッセージは、「これ、仮面ライダーの怪人ですか?」という問い合わせのみ。
 世界旅行者で有名なみどりのくつした氏も参加していたり(昨年末に自分で作ったコミュニティに誰も参加しなかったため、拗ねて放置してしまったらしいが)、ダジャレ倶楽部というコミュニティで、私や氷雨さんなどくらべものにならないくらいベタな駄洒落が書きこまれたり、創作広場の小説がケータイ小説とは別のベクトルに寒かったりして、なかなか面白い。


11月22日(日)
 ちなみに昨日の提案は今までやっていたシステム開発技法から考えた。
 システム開発の世界では、コミュニケーションスキルも文章能力もなんにもなくていいから、とにかくCプラプラとか開発ツール使える理系脳オンリーの連中を大量にプログラマとして確保し、予算按分や顧客との折衝、業界の専門知識(会計システムなら仕訳とか財務諸表の形式とか、金融システムなら契約書の形式や引き落とし不能者の督促状からCIC登録までの流れとか)の理解とシステムへの反映、ニーズを汲み取って要求仕様の作成なんてのを全部上流工程のシステムエンジニアに丸投げした。
 その結果、とりあえずまがりなりにもシステム開発は動くようになったものの、上流工程のシステムエンジニアは対人ストレス、果てしなく変わる要求仕様のストレス、予算超過のストレス、顧客と上司と下流工程との板挟みで死ぬ。下流工程のプログラマは永遠に続くデスマーチで死ぬ。という、Win−Winの関係ならぬDeath−Deathの関係がみごとに定着したわけだ。
 SE奴隷から身抜けして、まっとうな世界に戻ろうとしたところが介護奴隷。カムイ外伝か俺は。しょせんこんな世の中。資本主義の完成形は、少数のご主人様と多数の奴隷によって構成されるのだ。


11月21日(土)
 ホームヘルパー2級のテキストを読むと、やたら難しい。漢字だけでなく、文章も堅苦しく文意のとりづらい表現が多い。法律の条文や行政制度の説明、医学や看護の用語、調理や服飾の専門用語が満載で、おまけに聞き慣れない外来語が多いとくれば、はっきり言って高校卒業したばかりの専門学校生徒や、日常会話がなんとかできる程度の外国人に読んで理解しろという方が無茶というものだろう。
 たぶんヘルパーやってる人で、テキストを理解してるのは半分以下なんじゃないか。ホームヘルパー2級なら、試験がないから理解しなくても資格はもらえる。しかし介護福祉士には試験があるから、理解して記憶していないと資格はとれない。せっかく来日して仕事のかたわら勉強していながら、介護福祉士の試験が難しいために、帰国の危機に迫られているフィリピン人の介護職が多いというニュースがあった。
 ホームヘルパーのテキストが難しいのは理由がある。ヘルパーは医者、看護士、役所の職員、栄養士などの専門家と、一般人の被介護者との間をつなぐ役職。だから専門家の使う専門用語を聞いて理解し、それを平易な日本語に翻訳して被介護者に伝えることができなければならない。そういう理由だ。
 しかしこれは、月収20万にも満たない低所得労働者に求めるにはあまりに過大な役割ではないか。会社クビになったから介護でもやるか、あまりに安月給だから外国人呼ぶしかない、というデモシカ介護の現状と、テキストの掲げる理想との落差が、大きすぎやしないだろうか。
 たとえばホームヘルパーにも求められている、専門家と一般人との翻訳者的役割、それをケアマネージャーに任せてしまう、というやり方はどうだろう。
 現状では資格取得の難易度は、
ヘルパー2級<<<介護福祉士<ケアマネージャー
 となっているが、これを、
ヘルパー2級<介護福祉士<<<ケアマネージャー
 にしたらどうだろう(現在は介護福祉士は国家資格、あとの2つは公的資格で種別が異なるが、その点はあえて無視する)。ホームヘルパーと介護福祉士は実務のスペシャリストとして、易しい日本語のテキストで理論はざっと、実技はみっちりと勉強してもらう。
 ケアマネージャーには専門用語の理解をみっちりとやってもらい、専門家集団のとりまとめ等のケアマネジメントのトップとしての役割を果たしてもらう。そして決定したケアプランの内容を、易しい言葉でヘルパー、介護福祉士に伝える。難しい役割だが、その代わり報酬は今よりも上げる。ということにしたらどうなんだろうな。


11月19日(木)
「矢口、お前はワンピースに詳しいそうだな。だが、芸能界じゃ二番らしいな」
「なんだと、じゃあ一番は誰なんだ」
「ちっちっち……」(人指し指を振りながらカウボーイハットを上げる)「ターちゃんのアシをしていた頃から注目していました」
「お、おまえは佐藤藍子!」


11月17日(火)
 いつも雨の日に牛丼屋などで飯を食う時、入り口の傘立てに傘を入れながら、「これ、持っていかれたらどうしよう」と心配するのだが、それがついに的中してしまった。どうやら間違えられたらしい。私の傘が立ててあったそばに、同じような傘が残っていた。私のは紺、残っていたのは深緑色だったのだが、薄暗いところでは見間違えやすい。
 それにしても私ですら、傘を持って歩くうちに長さや握りの太さが違うことに30秒ほどしたら気づいたというのに、間違えた人は私よりもうかつ者だったのか、それともよほど心配ごとでもあったのか。私のよりいい傘だったので、なんだか申し訳ないような気分である。
 しかしこれが、間違えたのでなく誰かが盗んだのだったとしたらどうしよう。私に傘を持っていかれた人は、別な人の傘を持って帰り、またその傘を持っていかれた人は、また別の人の傘を持って帰り……で、最後の人はどうする。
「へえ、最後の人には濡れて帰ってもらいます」
 それじゃ落語の「湯屋番」だ。


11月15日(日)
 日々の冷え込みも厳しい今日このごろですが、久しぶりに雑文祭はいかがでしょう。名球会雑文祭。
参加資格
・昭和生まれの方
・雑文を200章または2000本日記を達成した方
 
 ほとんど該当者いねえ。


11月13日(金)
 「マンガ日本史」の「第2号.聖徳太子」は、やっぱり増田こうすけに描いてほしかったなあ。でも加藤和恵の聖徳太子も、ちょっと増田風味入ってるような気がする。


11月12日(木)
 母が朝日新聞の出してる「マンガ日本史」を欲しがっていたが、田舎のこととて朝日新聞の代理店も取り扱ってくれないらしい。こっちで申込み、読んだらまとめて田舎に送ることにした。
 というわけで今日、既刊の第5号までがまとめて配達された。創刊号は藤原カムイの「卑弥呼」。劇画ブリッコ以来になるなあ、藤原カムイ。
 そういえばこの前ブックオフで買った「お世継ぎ」(文春文庫)の八幡和郎ってえのは、「ガイジンの書いたいいかげんな記録を元に卑弥呼で日本史を始めるのはおかしい、日本の公式歴史書に記された神武天皇ではじめるべきだ」とか書いている頭のおかしいジジイだったなあ。確実に嘘の人物を歴史で教えてどうする。自分とこの国にまともな文書がまだなかったから、中国の歴史書に頼らざるを得ないんだろうが。創造説を生物の授業で教えろと言ってるアメリカのファンダメンタリスト並のクレイジーだぜ。
 ところでこの雑誌には「人物日本史カード」というのがオマケでついているのだが、戦闘力も防御力も人望も数値がないので、どうやって遊べばいいのかわからん。そこらのバトラーゲーム機に挿入すれば仁徳天皇VS土方歳三とかバトルが楽しめるんだろうか。それにしても臺与かわいいよ臺与。


11月10日(火)
 森繁久彌さん、もう後輩に先を越されることはない。今度こそやすらかに眠れ。
 なんか、戦後というものがこれで終わったような気がする。
 つーか2ちゃんねるの森繁久彌ガイドライン伸びすぎ。

 去る者があれば生まれる者がある。綾倉さんが第九回雑文祭を立ち上げ、縛りワードを募集しております。
 ところでやはり立ちあがるのでしょうか。第ナし回?第几回?


11月8日(日)
 やべ、松沢さんの文章を読んで、自分も同じミスを犯していたことにはじめて気がついた。こっそりと直す。kensyouhanさん、すんませんでした。


11月7日(土)
 にしらはろくに銭もないくせにDQ9だラブプラスだってけつかる。本当にたまげたもんだ。
 というわけで先日、弟が自宅に置いていったCDを持ち帰るついでに発掘してくれたスーパーファミコンのソフト、メタルマックスリターンズと大貝獣物語2をやっている。大貝獣物語2は内蔵電池が完全にヘタレてしまったので、電源を切った途端にセーブデータも設定もすべて消えてしまうため、水曜日からスーパーファミコンの電源入れっぱなし。まだ、アホのバルデス隊長と一緒にルミエラ姫を救出すべく、マッシュキング要塞に挑んでいる段階なのに、すでにプレイ時間99時間。
 クリアするまでの電気代を考えたら、ラブプラスが買えるんじゃなかろうか。DQ9は思ったほど中古価格が暴落しないので、来年まで待ちだな。すれ違いとか本当、どうでもよさげだし。


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