くだらな日記(2003年3月)


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3月30日(日)
 きょうは巨人の木佐貫とかいうすばらしい投手が先発するというので楽しみにしていたのだが、七時になってTVをつけたら、なぜか木村とかいう知らない投手が登板していた。なんでだろ。木佐貫はなぜか泣きそうな顔でベンチに座っていた。どうしたんだろ。
 しかし木佐貫の顔は面白い。痩せていて頭蓋骨の形がそのまま顔に表れるタイプで、しかも頭蓋骨の形が面白いため、なかなか楽しい顔に仕上がっている。四コマ漫画の作者にとってはありがたい選手だろう。顔だけで笑いが取れるタイプだ。落合とか桑田とか広沢クラス。
ゴールデンルーキー(TV放映当時)
 しかし斉藤といい原といい、巨人にはいい若手がいるな。もっとも、かなり店晒しになった若手だが。ま、使う気でいるのは原監督だけで、日本テレビも読売新聞も、江藤とか清原とか、もう終わってるロートルばっかり持ち上げてくれているので、たぶん最終的に宝の持ち腐れとなって他球団的にはバンザイなのだが。


3月29日(土)
 きょうは花見に行く予定だったが、昨日泣きながら飲み過ぎたので行けなかった。目がさめたのが三時。
 しかたないので野球を見た。阪神は連敗確実なところを横浜の自滅に救われたな。遊学館は荒っぽいチームだ。昔ならああいうチームは県大会の準決勝あたりで消えていたのだが、やはり高校野球のレベルが低下しているためだろうか。広島の永川はいいね。荒れ球だが早いしフォークも落ちる。ヤクルトの五十嵐にフォークをオマケしたような選手だ。ちょっと四球を待つくらいしか攻略法が思いつかない。ロッテは点を取るのがつらそうなスタメンだ。ダイエーはいつになったら新垣が出るんだ。中日のクルーズは阪神時代と変わっていないね。アレックスの肩はすごいな。新庄の強肩とイチローのコントロールを兼ね備えている。試合に出られさえすれば、ダイアモンドグラブは確実。


3月23日(日)
 人々がなすすべもなく死んでいくこの現状を見過ごすことはできない。
 間違っているかもしれないが、行動せずにはおられない。そうだ、イラクへ行こう。

 
 ……それは「人間の盾」ではなく、「人間の縦」だってば。

 テツ&トモは堺すすむの弟子筋にあたるのだろうか。いや、だって、あんなにも似通った芸(ネタも)って、師弟関係でなかったら訴えられると思うのだが。だって「なんでだろう」と「なーんでか」でしょ。ギター漫談でしょ。テキストサイトのパクリでも、あそこまで似たのはないぞ。剽窃は別だが。


3月22日(土)
 ところで「鬱な!荒らし」というネタを考えたのは私で何人目くらいなのでしょうか。三千人目くらいでしょうか。それとも七万人目くらいでしょうか。


3月21日(金)
 戦争とやらで、あちこちで字幕つきの外人演説が放映されていますが、やはりここは字幕界の御大、戸田奈津子女史に登場してもらわなければ。
ブッシュ「空爆をせにゃならん」
ブレア「空爆を?」
シラク「やりすぎかもだ」
フセイン「プッシー知らずのアメ公め」
ラディン「ケツに珍棒をブッこみやがれ」
ブッシュ「50メートル爆弾をブチ込むかもだぜ」
ラディン「ボランティア軍を送り込むかもだ」
ブッシュ「有色のチンポ吸いどもめ」
小泉「へらへらへー」
 かくして戦争激化。


3月20日(木)
 スキーのジャンプ競技も終わりに近くなっているが、「いさましいちびのチョビヒゲ」ことマリシュの活躍はすざまじいものがあるな。まさに独走態勢。序盤に不振で船木や葛西と同じくらいしか飛べなかったころとは別人のようだ。まあ、マリシュの最低と船木・葛西の最高が一致した、というだけの話ですが。
 というわけで、ひたすらケーブルテレビを見て、しょうもない特別番組が割り込まない素晴らしさを満喫しておりました。たわけものが引き起こしたしょうもない戦争の話なんて聞きたくないってば。


3月19日(水)
 アメリカの腰巾着を、かつての世界帝国のなれの果てであるイギリスとスペインが勤めているのは、ひょっとしてヨーロッパジョークとでも言うべきものなのだろうか。
 だとしたらシラクにもぜひ参加してほしい。もちろん、ナポレオンのコスプレで。

 そんなわけでタイムリーかもしれない「不思議の国のブッシュ」(ダグラス・スミス監修:光文社)を読む。実は以前、アメリカで「ブッシズム」というブッシュ失言録が売れていると聞き、バンコクの本屋を捜したのだが見つからなかった。なぜにタイ。その後新聞で邦訳が出ていることを知り、買いに行ったのだが、すでに二種類の同書が平積みされていた。買ったのは新聞で紹介されていない方だった。
 いい本なのだが欠点がある。増補版というか続編の出版が必要となっているところだ。できれば「ブッシュの爆笑発言三月号」とか、「トゥデイズ・ブッシュ・フーリッシュ」などの出現が待たれるところである。


3月11日(火)
 ついうっかりと、土曜から日曜にかけてマスクをつけずに外を歩いたら、われながら空恐ろしいほどの花粉症になってしまった。鼻がつまる。頭がぼうっとする。くしゃみが止まらない。熱が出る。耳鳴りがする。なんだかもうわからない。
 しょうがないから薬に頼る。三時間おき、と説明書に書いている点鼻薬を一時間おきに注入する。花粉症の薬を倍量飲む。これに加え、筋肉痛の薬も飲むので、副作用でぼうっとする。ぼうっとするのが花粉症のせいか、薬のせいか、それとも生まれつきかわからないくらいだ。
 とにかく鼻が詰まってしょうがない。いまの私がどんなに苦しんでいるか、このキーボードが鼻声になったらどんなにいいかと思う。できればインターネットを介して、この私の苦しみがみなさまに届けばいいと思っている。ぞれがだべだら、ぜめでぎぶんだげでぼあじばっでぼじいぼのだ。
 あんまりぼうっとするので、きょうは仕事よりも好きな阪神の試合を見ていたのだが、それすらぼうっとしてところどころ居眠りしていたくらいだ。藤田がストライクを取れずに困っているのを横目に寝てしまった。浅井の送球がやはりシュート回転するのを確認しながらも寝てしまった。わずかに、石毛が投げているときだけは起きていられたのだが、きっと石毛を見るのはこれが最後だと思っていたことと、ワシは石毛のストライクを見たと、孫に自慢したかったため緊張していたことが原因だろう。野球を見ていてこれだから、仕事をしていたら朝から夜まで寝ていたことは間違いない。それをして仕事をしていると称することができればだが。
 しかたがないので本を読んだ。これもしばしば居眠りで中断されるため、山本周五郎の短編集を読んだのだが、なんかほのぼのしているという印象しか残らない。ひょっとしたら、ある短編の序盤と、次の短編の中盤と、その次の短編のオチを読んでひとつの短編だと思っているかもしれない。それでも短編として成り立ちそうなのが山本周五郎のすごいところだ。
 そのあと、土屋賢二のエッセイを読んだのだが、こちらは別な短編どころか、別な本のエッセイを組み合わせても、いやいままでのエッセイ集をぜんぶこねまぜてもひとつのエッセイとして認識しそうだから、もっと凄い。私もこのようなエッセイを書きたいものだと思う。できれば私のサイトは、いまの私のような心神喪失状態で読んでもらいたい。読者にもれなく阿片をプレゼントしたいくらいだ。
 というわけでオチがないのだが、眠いことだし、ここrsnkfane

 として終わらせようかと思ったのだが、雑文でのこのオチは眠い、ヤバい話題だ、コンピュータが壊れた、カレーが辛い、などの理由で四回は読んだ覚えがある。よく考えてみれば私も二回くらい書いた覚えがある。最近では「コンピュータが不調だ」「最近、睡眠不足で」という出だしの雑文を読むと、まず文末から確認するくらいだ。だからやめておく、と思ったのだが、考えてみればSFにおけるタイムマシンもの、推理小説における一人二役もの、などのように、雑文にも「文末ブチキレもの」というジャンルを確立させればいいような気mどふぁsjkdf


3月10日(月)
 ニーベルゲンの指輪物語
「この指輪にありとあらゆる災いを封じてやる」
「元ネタそれなんだから、違和感がなさすぎ」

 ルビーの指輪物語
 曇りガラスのむこうは中つ国
 問わず語りのゴクリは切ないね
 襟を合わせてオークの軍勢に
 まぎれる貴方を見てた

 王座を捨てた俺さ
 気にしないでいっていいよ
 気が変わらぬ うちに指輪
 捨ててくれ

 そして二年の月日が流れ去り
 街で馬面のエルフを見かけると
 指にルビーの指輪をさがすのさ
 貴方を失ってから

 トゥルル トゥル トゥル トゥルルン……

 ハンスカーベルの指輪物語
「この災厄の指輪さえ、捨てれば……」
「あなた、痛いわ。野外露出はイヤよ」

 ケーブルテレビでよく見るソニー損保のCMなのですが。
「週末だけ運転するアタシが同じ保険料なんて、おかしくない?」
 週末だけ遊びで運転するようなてめえが車を持っていることのほうがおかしいです。こういう輩にはいまの十倍くらいの保険料をふんだくってください。そうすれば遊び車が減って、道路が少しはすきますから。

 つかファイナルファンタジー10ですごく気になったんだけれど、アレっって誰も涙を流さないのはなんでなんだろ。ロボットだから、マシーンだから? なんか、「この場面でこの表情で、涙を流さないのはなぜ?」というような場面が多くて、ドリフのコントでやっていた「この名場面のBGMを変えてみたら」というのを見せられているような気に、しばしばならされたのですが。


3月9日(日)
 つい気の迷いで、ファイナルファンタジーX−2を予約してしまいました。けっしてオマケにつられたわけではありませんが、きっと来週には、私の携帯電話にユウナとノムさんと鮎原こづえが並んでぶら下がっていることでしょう。なんか凄いスリーショットだが。

 新横綱の朝青龍は、あらためて見ると人面瘡みたいな顔しているなあ。


3月8日(土)
 ゴキブリはどこから来た。
 きのうトイレのドアを開けたら、ゴキブリがいきなり這いだしてきた。
 まだ若い、羽根の生えていない個体である。全長五センチほどのうす茶色のボディ。すばしこく逃げようとしたが、私の電撃的反応のほうが早かった。さっと自室に戻り、常備しているキンチョールを手にして、電撃的噴霧。哀れゴキブリは殺虫剤まみれになり、よたよたと断末魔の踊りを踊る。
 ところがしぶといこやつ、つまんで捨てようと、私がティッシュを取りにいった隙に、どこにどうしたか消えてしまった。まあいい、あの様子では生きてはおられるまい。
 それにしても不思議なのは、こやつの出処である。
 これまでにこの家でゴキブリを見たのは二回目である。一回目に見たのもこのトイレ。便器の中で溺れ死んでいた。それも今回と同じ、まだ羽根の生えぬ幼体であった。
 生ゴミの絶えぬ台所、菓子の散らばる寝室など、ゴキブリの生育に絶好の環境が整っているにもかかわらず、あえて殺風景なトイレを好むゴキブリもおるまい。おそらくトイレが、ゴキブリの進入経路になっているに違いない。
 となると考えられるのは、通風のダクトだ。一階から二階へとダクトを伝わって昇り、あの通風口の五ミリ×二センチほどの隙間をかいくぐって来たものにちがいない。それならば幼体ばかりなのもうなずける。大きな成体は、通風口を通過できないのだ。
 というわけで今後のゴキブリ対策としては、通風口に網を張り、水際で妨害工作するか。それとも、通風口に毒を仕掛け、断固たる対応を示すか。


3月7日(金)
「英語の乱れ」はケータイのせい?
 この女子生徒はヘルブレ廃人でないかと疑ってしまいました。


3月6日(木)
「五時間連続ネットゲームで脳死に」
 わはは。てっきり2ちゃんねるのネットウォッチ板のアレかと思った。

「八十六時間連続ネットゲームで死亡」
 こうなると猿以下ですな。


3月4日(火)
 筋肉少女帯といえば、「ステイシーの美術」をいつも「グレイシーの柔術」と間違ってしまいます。大槻ケンヂのことだから狙っているのかもしれませんが。


3月1日(土)
 最近ケーブルテレビ事情。
 きょうはJスカイで阪神のオープン戦の予定だったが雨で中止。埼玉のケーブルにはスカイAが入っていないため、阪神の試合がなかなか見れない。ESPNでダイエー、G+で読売の試合はカバーしているくせに。まあ、横浜との開幕三連戦をJスカイで放映するそうなのでなんとかなるか。
 GAORAでは「亀ちゃんのタイガースキャンプ情報」を連日放映していた。亀ちゃんとは、眠り病で引退したかつてのヘッドスライディング亀山。リトルリーグの世界一監督というほうが有名か。スカイAのキャンプ中継が見れない身としてはありがたい情報なのだが、なんともファンクラブ的ぬるま湯的なコメントは欲求不満。Jスカイの「ガンバレ日本プロ野球」の金村氏くらいの厳しさは欲しいと思う。
 チャンネルNECOでは「四角いジャングル」など猪木の異種格闘技全盛期のころの映画を連続で放映していた。ユキーデや黒崎の若い映像がよかった。
 時代劇チャンネルでは「カムイ」を放映中。ここはときどき、ロッパやエンタツアチャコやフランキー堺主演の時代喜劇を放映することもあるので、ちょっと油断がならない。
 ファミリー劇場は依然として注目株。ウルトラQ、ウルトラファイトは放映中。ウルトラファイトは着ぐるみシリーズに突入してますます面白くなった。さらにチャンピオン太を放映。力道山の映像が入っているだけでも見る価値はある。ちなみに猪木がもっと素直だったら、リングネームはこの番組に登場する「死神酋長」になっていたらしい。そうだったらよかったのに。ジャイアント馬場とのBI砲は「死馬タッグ」だ。ノアの斉藤は死神ギミックを使えないし、「死神酋長のポエム」とか「死神酋長、5.2東京ドームに降臨!」なんて心躍る。参議院選挙のキャッチフレーズも「消費税に死の宣告!」「国会にダンスマカブル!」で決まりだ。ああ、死神酋長だったらよかったのに。


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