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1月7−8日 鷲宮ウィンドの練習と利き酒会

 鷲宮ウィンドの第8回定期演奏会直前の練習が7・8日と2日間連続して行われました。まだ、正月気分が抜けない暦ですが、鷲宮ウィンドにとっては、ちょうど良い休日での練習でした。朝9時から夕方5時前まで、びっちりの練習です。練習曲は当然定演のプログラムですが、その中から7日はバーバーの「アダージョ」、ヨハン・シュトラウスの「ラデッキー行進曲」、真島俊夫の「波の見える風景」「トリビュート・トゥ・カウント・ベーシー・オーケストラ」「テキーラ」を練習しました。特に、午前中はバーバーを徹底して練習し、音楽を掘り下げました。
 夜は、今回の定演の実行委員長のファミリーとわが家で利き酒会を行いました。まずは、久喜の酒蔵、寒梅酒造の「初しぼり生酒」(本醸造酒・限定品)、次は、山形県高畠町の酒蔵、米鶴酒造の「純米まほろば郷」(純米酒)、そして同じ酒蔵の「まほろば」(純米吟醸酒)、最後は山形県米沢市の酒蔵、東光の「秘蔵古酒熟成伍年」(純米酒)です。それぞれにおいしさがあり、1番目の酒はその名の通りしぼりたての新鮮な香とこくを楽しめました。12月から1月の限定製造です。2番目と3番目は地元では有名な酒蔵で、さわやかで風味のある味わいが印象的です。吟醸酒のほうが米に磨きがかけられているのでより美味しく感じられました。4番目の酒蔵も地元では有名でして、今回は「古酒」の名前に引かれ買い求めました。どんな味がするのだろうと、興味津々で味わったのですが、ちょっと期待外れでした。日本酒と紹興酒の中間のような風味で、日本酒の味を期待した私としては残念です。
 こんな風に5合瓶(720ml)を都合3本と少々飲んでしまったものですから、結構利きました。実行委員長ご夫婦もどんどん進んで、気分はハイ状態に(ひとり1本は飲んでいるから当然の結果)。定演でやるカウント・ベーシーの原曲を聴いたり、委員長ご推薦のクインシー・ジョーンズの「グレイス」(オーケストラ版)を聴いたり、終いには「ジャズコーラスってどんなことをやっているの?」の質問に、ドレソシを4人で声を出し11thの和音を体験したりと次第に盛り上がっていきました。鷲宮ウィンドの若手を中心に別働隊が新年会をやっていたのですが、そこへ携帯電話で「明日は9時から練習よ!」と何度も実行委員長さんは吠えて(?)いたのが、酔いの度合いを示しています。その夜は雪がちらつきはじめた頃で、明朝にあんなに積もるとは誰も思っていませんでした。

 翌朝起きてみると、たくさん雪が積もっています。まずは雪掻きを1時間半ほど、汗だくになってやりました。結構大変でした。放っておくと後が大変なので、家の前の道路の雪を近所のみんさんと一緒にやります。それから、オーボエのメンバーを迎えに行ってから練習会場へ行きました(わが家の車はスタッドレスを履いているので雪道でも安心なので)。以外や以外、みんな来ていましたね。やはり1週間後に定演があるという大きな目標があると集まるんですね。うちと同じようにスタッドレスを履いた車をもっているメンバーが他のメンバーを迎えにいったりして、メンバー確保に努力したみたいです。ノーマルタイヤだったトランペットのメンバーは遅れてきましたが、「雪にも負けず---」といった言葉がぴったりの鷲宮ウィンドでした。練習は11:30から13:00までは「波の見える風景」を中心に、午後は14:00から16:30まで、引き続き「波の見える風景」と「マンボNo.5」「ムーン・リバー」「メモリー」を練習しました。今回のプログラムの中でむずかしいと思える「アダージョ」「波の見える風景」「カウント・ベーシー」を中心に徹底して練習しました。この柔道で言う合わせ技というか、連続技のおかげで、大分曲が仕上がりました。私本人はもう少し前の時点でここまで仕上げたかったのですが---。後は、前日と当日のリハーサルを残すのみです。

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