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Nikon D2H
AF-S VR 70-200mmf2.8G
200mm付近
シャッター優先AE
1/1000 f2.8 (-0.7)
ISO200


バブルネット・フィーディングと呼ばれるザトウクジラの採餌行動は
メディアで取り上げられることも多いため、比較的良く知られている。

単独、あるいは複数のクジラが共同作業で水中に泡の囲いを作り、
獲物の群れをその中に追い込む。
追い込んだ獲物を、 大きく開けた口で海水ごとすくい採ってしまう。
口の中の大量の海水をくじらひげで濾過すれば
獲物だけが残る、という方法である。
バブルネット・フィーディングは
獲物がいる深度によっては水中で完結してしまうのだが、
獲物が群れる深度が浅く海面近くで追い込んだ場合、
勢い余ったクジラの巨大な頭部が海面から一斉に飛び出すことになる。