日誌 - 2004/10

10/1

#01 函館2日目

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観光組とゴルフ組に別れる。私は観光ということで、大沼公園、函館山などを回る。帰京。

10/2

#01 チューナ

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番組が多いので録画予約が大変。ということで、地デジ・BSチューナを追加する。買ったのは TU-MHD500

10/8

#01 文字の幅

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gnome-terminal を UTF-8 で使っていると、☆※φ£―○¬あたりの文字の幅の処理に問題があるっぽいな。

10/9

#01 台風

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強い台風が来るらしい、ということで、夕方や夜の予定がキャンセル。ひたすら自宅で HDDレコーダの整理。DVD-RAM にひたすら中身を退避していく。

10/10

#01 山手線一周

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山手線を自転車で一周しつつリアルタイム更新しよう、を見て面白そうだったので、自転車のリハビリを兼ねて私も挑戦。といっても走るだけ。まずは御徒町で腹ごしらえして13:30にスタートし、反時計回りに走る。地図もなにも見ずにだらだらと駅沿いに北上していく。田端から間違って東北線沿いに北上してしまい、王子で気付いて駒込へ戻る。

ここから池袋(14:54)、目白(15:00)、高田馬場(15:06)、新大久保(15:13)、新宿(15:23)、代々木(15:26)、渋谷(15:39)、目黒(15:59)、五反田(16:06)、大崎(16:18)、田町(16:41)、浜松町(16:46)、有楽町(17:10)、東京(17:08)、神田(17:21)、秋葉原(17:25)、御徒町(17:43)。距離はトータルで47km

道の感覚はだいたい覚えたので、再挑戦すればまだ速く走れるかな。車や人が多かったりして全体としては面白いコースではないが、ところどころの風景は初めて見るものばかりであったので、それなりに楽しかったかな。

#02 夢

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2005年の正月に放映されるというこの特番のスタッフらしき2人組の人に御徒町で声をかけられた。小雨まじりで、走り終わって微妙に頭が回らないところだったので、「特に夢なんてないです」と答えてしまったが、もうちっと面白いこと答えてればよかったな、と後になって思う。

10/11

#01 外出

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某氏の紹介で、とある方々にお会いする。いろいろと興味深い話などを伺うことができた。

10/13

#01 mozCC

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mozCC。ページ中の RDF から Creative Commons 情報を取り出す Mozilla 用エクステンション、かな。

10/16

#01 Qcam Pro 4000 と Linux

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Qcam Pro 4000 を買ってみた。本研の sid マシンに接続してみると、認識はされるが、動かない。カーネルは Linux 2.6.8.1 に mm パッチのいくつかを当てたたもの。そこで pwc ドライバを入れてみたら動くようになった。ただし xawtv でしか動作せず。gqcam なんかだだとダメ。

自宅のマシンでも試す。自宅のは Debian (sid) の 2.6.8-1-686 カーネル。ソースを取ってきて、pwc パッチを当てて見るがだめ。追求するのは大変だな。

10/17

#01 あやむらさんの葬儀

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東京駅から新幹線に乗り、宇都宮へ。Ring のメンバーと合流し、葬儀の会場へ。式は葬儀と四十九日が同時に行われた。戒名には「碧海」の2文字が入っていた。

その後、お清めの会場へ。出席した Ring のメンバー、あやむらさんが活躍してた某 ML のメンバー、あやむらさんの職場関係の人、昔からの友人、親族の方が次々と思い出を語る。首尾一貫、自分のスタイルを貫き通す人だった。最後まで姿を現わさなかったのも彼のスタイルなのだろう、と。話を聞くたびに涙が止まらない。皆、声が詰まる。特に残されたお父様の無念さが身にしみる。座敷に飾られてた故人の写真を見るに、沖縄などでの生活はとても充実していたようだ。

#02 夕凪の街 桜の国

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帰りに秋葉に立ち寄り、D-VHSのテープを買う。ついでに K-BOOKS を覗いてみたら、こうの史代 「夕凪の街 桜の国」 [AM/7&Y/bk1//旭屋] を見つける。これって以前、アクションに掲載されて話題になってた漫画かな、と思って買う。掲載時はタイミングが悪くて読めなかった作品だ。みなもと太郎による帯の文章が気を引いた、ということもあった。

帰って読む。ググってあちこち感想を読む。今日の葬儀での事など思い出す。

10/20

#01 perl 用のフレームワーク

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  • Continuity。Continuation を使ったフレームワーク
  • IOC-0.06。IoC なフレームワーク

10/21

#02 imsep

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imsep。画像データの表示処理などの際のバグでバッファーオバーフローからセキュリティホールを発生させてしまうことがある。そこで画像処理を別プロセスにし、SE Linux 使ってその部分は安全にしてしまおう、というモノ。実例として gdk-pixbuf 用のパッチも用意されている。

#03 monoForge

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monoForge。.NET なアプリを Linux 上でホスティングしてくれるサービス。ベータ期間は無料

10/23

#01 掃除

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クリーング屋にスーツの上下を持っていき、先週出していた上下と上を受けとる。ミュンで昼食を取り、本研へ。台車を持ち出して自宅へ。17インチのブラウン管のモニタを載せ、郵便局へ。エコゆうぱっくでモニタを情報機器リサイクルセンターへ送り出し、台車を本研に返す。そして自宅へ。

#02 かなめ研開所と新潟地震

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かなめ研開所記念宴会ということで、自転車で要町へ向かう。途中、池袋に立ち寄ってハンズや、まんがの森をぶらつく。

到着して部屋に腰を降ろしてしばらくしたところで地震。結構な揺れだったが、木造だしなぁ、とテレビをつけてNHKを見る。木琴による臨時ニュースチャイムと共に臨時ニュースが始まる。新潟で震度6強、との放送に驚く

そのうちにメンツが集まり、酒を飲みつつ、焼肉しつつ時間をすごす。

10/24

#01 日曜

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曇り気味ではあるが、布団を干す。ちょっとばかり掃除して自転車に乗って上野へ。じゅらくで昼飯。とらのあなで、「まんがタイムきららCarat」の最新号、アキハバラデパートで靴下など買う。帰宅。夕食はインスタントの塩ラーメン

10/25

#01 偶然

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帰宅途中、本郷の路上でO師さんに偶然出会う。Cafe de CRIE でお茶して、いろいろ話す。すっかりパパさんだ

10/26

#01 カトレヤ

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カトレヤとは懐しいな。薄暗く広大な喫茶店のあちこちで、怪しげなブツが飛び交い、原稿が広げられ、サイコロを振る音が聞こえた場所だった。いろんな人と会い、様々なことを知った場所でした。

#02 Apache 1.3.33

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Apache 1.3.33 はたぶんもうすぐ出るのだろうけど、1.3.32 は「無かったこと」になるのだろうか。Web でのアナウンスも出てるのに

10/27

#01 理系の常識は文系の非常識

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個人情報保護法を論理的に読み解く。「個人情報保護法」を題してはいるが、一般的な文系vs理系での齟齬の話になっている。理系の目からすればなんとかならんか、とは思うものの、法曹の世界はその世界での積み重ねがあるから簡単に動くものでもないだろうな。検察官を翻弄しまくったoffice氏の奮闘の話を連想したりもした。

Morphy の時の人なのか…

#02 Apache 1.3.33

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mod_rewrite での QUERY_STRING の処理がおかしいよ、という話。Bugzilla Bug 14518 QUERY_STRING parts not incorporated by mod_rewrite。CVS の STATUS ファイルに show stopper として記述されているもの。mod_include での local exploit の話とコレが Apache 1.3.33 に含まれるのか。

#04 FSP

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FSP Protocol Homepage。FSP というのは、File Service Protocol の略。UDP の上の、ファイル転送プログラム。

10/28

#01 Skype と D-BUS

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Skype カラオケボットを見て驚いたのは、Skype の Linux API が D-BUS を使っている、ということ

10/29

#01 負担

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受益者負担の原則。そこそこ人気のあるサイトの維持費、まだまだコスト高いよなぁ。家庭までの回線の値段は確かに下がっているし、ハードは安くなってきているけど、運用コストなどはまだ高い。ソフトウェアも発展途上。ああもあろ、こうもあろ、と思うところはあるけれど、なかなかゴールは見えてこない。

#02 いろんな溝

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オヤジ系 vs 技術者系の溝は埋まるか。先日の理系の常識は文系の非常識の続き。「理系 vs 文系」「オヤジ vs 技術者」か。さらにはモテ vs 非モテというのもあるよな。私は「理系、技術者、非モテ」だ。しかもどこか半端なのだよな。

#03 蒐集癖

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「震災」「ネット」といったキーワードで検索していたら、「パソコン通信」アーカイヴ散佚の危機という文章を見つける。90年代のことを「失なわれた10年」と呼ぶことはあるけど、このままだと、ある領域がスッポリと消えてしまわないだろうか、という感触はある。たった数年前のことだけれども、ほとんどがアクセスのできないところにある。あるいは消えてしまった。

たとえば「萌え」という単語の起源については度々ネタにしたけど、データさえそろってれば、すくなくとも全文検索することは可能だ。お金や時間に対して今以上にシビアであり、アクセスするための敷居がそれなりに高かったメディアであったこともあり、個々の人間のパソコン通信時代の経験には限界がある。

だから当時のことについて誰かが何か語った場合、それに対してどうしても違和感は生じてしまう。NIFTY-Serve など、いくつかのホストが進出してきたころ、fj.* において「これだからパソコン通信出身の人は…」みたいな言説が時々見えたことについて強烈な違和感を感じていたのだが、これもそのあたりが原因だったのだろう。私は NetNews もパソコン通信もほぼ同時に経験しはじめたので、気持ちはわからなくもなかったけど。ただ、alt.bbs.* や Fido なども同時に眺め見ていた状況と日本の格差は忸怩たるものがあった。IIJ が UUCPサービスを始めた時は少ない経験と資金ではあったけど、飛びついた。

時代はすすんで、ウェブ上の掲示板やブログなどが主流になっても、その当時への言及でも同様の違和感は残る。10年もたっていないことですら、議論の土台になるようなデータへのアクセスが難しくなっている。教科書に載ってるようなインターネットの歴史でも、「教科書に載らないニッポンのインターネットの歴史教科書」でもまだ足りない。歴史の客観的な記述なんてのはできないにしても少なくともデータは蒐集できないだろうか、と思う。

自分の立つ位置、見ているモノはどのような流れの中にあるのか、そういうことが気になる癖は昔からあった。直接目にしないと気がすまなかった。中学、高校のころから図書館に行っては縮刷版を読んだり、田舎にいっては古新聞や昔の地図、絵はがき、そんなものを眺めていた。

大学のサークルに入って最初のころにやったこととえいえば、ロッカーの中にあったサークルのノートのバックナンバーを読破することだった。おかげでサークルの創立メンバーから、現役メンバーまで、ひととおり見れたような気になったし、副次的成果として、70年代後期から平成にいたるまでのサブカル的な雰囲気の一部を追体験できたような気になった。

興味・蒐集の対象はアニメだったり、建築だったり、デザイン的なものだったり、オタク文化だったり。当然のことながら整理する時間も記述する技量も格納しておくだけの場所もまったく足りない。

10/30

#01 新宿

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秋葉をふらついていたら、IRC において新宿で飯という話になっている。JR で新宿へ。時間があったので、開店したばかりのジュンク堂書店新宿店に寄ってみる。三越の一部を間借りした大型書店の開店ということもあり、どこかのテレビクルーが来ていた。業界の関係者っぽい人もあちらこちらに。店は思ったよりも広いし、品揃えも好みだ。買いたい本がたくさんあったけれども、雨が降ってることもあり、レジのそばにあった新書 ( 「物語消滅論―キャラクター化する「私」、イデオロギー化する「物語」」 [AM/7&Y/bk1//旭屋] ) を一冊だけ求める。

新南口に集合。ヨドバシカメラに買物に寄った後、飲むところを探す。さくらや西口駅前店の上にある「にんにく屋五右衛門 新宿パレットビル店」が空いてたので入って飲み食い。まだ腹に余裕があったので、東京麺通団に。

みなと別れ、歌舞伎町のロフトプラスワンに。深夜の"やまけんトークライブ[Apocalypse]「私の○○になってよ!」"目当て。開場前にだいぶん行列ができていた。雨が振る中を並ぶ。24:15 に開場し、終わったのは朝の 5:30 くらい

10/31

#01 物語のデザインパターン

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小説自動生成ソフト「七度文庫」がスラドで紹介されていた。物語消滅論に登場したから? と思ったら、すでに指摘されていた。プロップの研究の話や、Dramatica (日本語での紹介)、などと並んで登場している。

プロップの話のあたり、「物語」における「デザインパターン」のようなものだな。逆に言えば「アンチパターン」も集められそうだ。デザインパターンのカタログから「冒険話」「恋愛話」などのパターンを選び、クラスのプロパティを設定するがごとく登場人物の性格や舞台などの設定を穴埋めしていけば、自動的にストーリーを生成できるだろうな。

文体のカタログなども充実すれば、さらによし。