生きものZi球紀行
風に乗る翼 レイノス
托卵するZOIDS/CP亜種10
幼体と養い親
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えさをねだるレイノスの幼体。
 

プテラスは、幼体が飛べるようになるまで、親が食べ物を運んで育てます。
しかしこの巣で食べ物をもらう幼体は、姿も殆ど成体と同じ、もう養い親のプテラスよりも大きいくらいに成長したレイノスなのです。

こんなに姿が違うのに、プテラスは気がつかないのでしょうか?

1説によれば、プテラスは形状認識能力ががほとんどないといわれています。識別は音声で行い、この声がよく似ているのでだまされてしまう、という説です。
他には、自分の巣で生まれたものは自分の子と認識してしまう、つまり一種の「すりこみ」であるという説や、自分の子でないことを承知で、あえて「子育ての練習台」にしている、という説もあります。