| 高瀬川女船歌
ISBN4-10-121016-0 C0193 2001年7月8日完 澤田ふじ子 新潮社 いのちの蛍 高瀬川女船歌 ISBN4-10-376009-5 C0093 2001年7月23日完 ************************************** 敢えて二つを一緒にしたのには訳がなくもないが他愛のない 訳だ。一つには分けて書くにはこの暑さで面倒になってしまっ たのと、先に読んだ高瀬川女船歌で何か尻切れトンボの様な ところを発見(;^^してしまったからであった。 奈倉宗十郎(宗因)が「尾張の国許に妻を置く身でありながら」 女船頭の志津と深い関係になり、一軒を構えさせる。それはそ れでよし(良いい訳ないか(;^^))としても、この高瀬川....には あと何処にも出て来ず忘れられてしまったようであった。 冷たい作家だこと(;-- と一人ごちってみたものの私に何か 出来る訳でもなしと 思案しながらも次の本に移ってしまった。 さて次はといそいそと書店へ。ここで「シリーズ 第二弾を見つ けた。 そしてこの「いのちの蛍」でちゃーんと、まとめてくれるので ある。うまいなー。さすがだねーと感心しているうちに時が経って しまった次第。 高瀬川の界隈のここを生業の場所として生きる人々の悲喜交々 がいいですね。 「えんやほい、えんやほい,,,,,」の掛け声が聞こえてくると、何 かが廻り出す。 |
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