北の国から 2002遺言 倉本 聰 理論社 ISBN4-65-07718-1 C0093 2002=08=04 読了 蛍が富良野の駅から旅立つシーンが何故か
こんな絵になりました(;^^
 「北の国から」のシリーズが<2002遺言>で終了するということを知ったの
は昨年。゛遺言゛の二字に黒板五郎が亡くなるのかと一瞬ギクリとした。
 記事を読んでみると、そうではないらしいことが解ってまずは一安心する。
それはそれとしてもイズレニしても、この「2002遺言」でシリーズが終わるら
しいことを知って又一つ柱を無くして仕舞うという感慨に囚われた。 永遠に
続く訳はないと分かってはいても、いつまで続くのかなと、純や蛍の成長と
取り巻く物語が楽しみだった。
  質は違うかも知れないが、柱を失ってしまう感じとは作家の藤沢周平氏
が無くなった時。あァこれで彼の新しい作品は永久に出てこないと言う寂し
さだった。
 「北の国から」はシリーズはお終いかも知れないが、純や蛍はこれからも
生きて行くわけで、そうしたものをこれからも発信して行くらしい。とはこの本
に書いていはいない。新聞の記事にはそうした意味が書かれていた。
 人が生きていくということはいろいろあるんですよね-(;^^v