| 逢いたい 永六輔+TBS土曜ワイドラジオTOKYO[編] 大和書房 ISBN4-479-39067-7 C0095 2001年11月10日 ***************************************** 放送は一度も耳にしたことがない。 NHKのラジオ深夜便は、これは毎晩SW ONして寝床に入るが、この番組のなかでも、この「逢いたい」話は耳にしていない。 「逢いたい」という曲も耳にした記憶はない。書店でふっと本書を手に取って何かちょっと気恥かしい気持ちがした。自分が過去をふりかえりたがっている様な思いがしきりにしていた。 小生も親父が逝った歳を既に超えた。母親の逝った歳にはまだ少し間がある。やはり逢いたいね。親父とは酒も酌み交わしたことがなかったと思う。生きていれば89歳になろうか。おふくろについては時々可笑しな夢を見る。家出して行方不明になっていると言うものだ。 全て短い文章である。逢いたいという思いが、凝縮されて、冷静に読めたら、岸田今日子になれる。 |
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