私の本棚

読書の周辺

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    読書。 ひとの生涯の読書量とは一体どれほどのものなのでしょうか? 如何にお金をつぎ込んでも腹は膨れず、 どれだけ読んでも溢れることがない、且つ極めて非生産的な、そしてこれほど贅沢な時間の使い方は他にはなさそうです。 もしも、読んだものが一つひとつ取り出せたらこんなすばらしいものもないのですが、少なくとも私の記憶の細胞はひどく 性能が悪く詰め込んだ万分の一も再生出来ません。 それでも、 本棚には少しは本が残るものであるらしい。多分に捨てられなくて在るに等しい本なのですが。 50余年人生を続けていると自分の読書の足跡を一寸だけ でも振り返る余裕もでてきました。
下の表は私の好きだった作家とその作品です。 次のページ には私の本棚があります。何分にも処分せずに持っていたもの を頼りに、記憶をたどってまとめたものですので、書評はありません。
最近のものには稚拙な感想の様なものを付ける事にしています。
作  家 題  名 時  期 備  考
石坂洋次郎 若い人他 高校時代 文学全集
深田久弥 津軽の野づら 高校時代 「凍み雪はうすら青んでり’’’’っと鳴る」と言う書き出しを今でも覚えている
佐藤鉄章 季節風の彼方に 高校時代 解説には「昭和33年に映画化されたと」とあるが始めて今回知った
壷井 栄 二十四の瞳他 高校から20代前半 大石先生は高峯秀子以外にない。複数回読んでいる。一昨年旅先で「おこまさん」と言う作品を発見しそこから借りてきて読んだ。
藤沢周平 橋ものがたり他 30代後半から 全作品読了。藤沢周平の原風景(管理人は山形県鶴岡市役所です)
山本周五郎 日本婦道記他 40代後半から 新潮文庫完読
倉本 聡 北の国から 30代後半から 98時代まで。そしてTV観賞。純も蛍ももうすっかり大人になってしまった。
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