●講義名
視聴覚教育メディア論
●目的
博物館学芸員資格取得のための必須科目です。博物館では「モノ」の展示が中心ですが、展示された「モノ」の理解を深めるために、音声、映像などの視聴覚メディアを介した情報提供を行っています。展示の理解を深めるためのツールとして、また、博物館から発信し、地域住民の生涯学習を大きく拡げる手段としてのメディアに関する知識の取得を目指します。
●内容・計画
歴史博物館、美術館、自然史博物館、科学館、動物園、水族館など、多様な形態の博物館における実際のメディア活用事例を紹介するとともに、それぞれのメディアのもつ特性、可能性を論じます。また、このようなメディアを最新のデジタル技術で再編集することによって芽生えつつある新しい教育の可能性についても言及します。
毎回、博物館1館を取り上げ、特徴的なメディア活用事例を紹介することから授業を始めます。そして、そのメディアのもつ特質を、心理学的、教育学的、工学的観点から検証します。
1.かかみがはら航空宇宙博物館
2.滋賀県立琵琶湖博物館
3.神奈川県立生命の星・地球博物館
4.夕張石炭ミュージアム
5.国立民族学博物館
6.川崎市立川崎市民ミュージアム
7.名古屋市科学館
8.浜松市楽器博物館
9.豊橋市立動物園動物会館
10.東海大学海洋科学博物館
11.東京電力電気の史料館
12.岐阜県立美術館
13.徳川美術館
14.まとめとして−マルチメディア、アーカイブ、データベースの理解−
15.まとめとして−デジタル技術による教育への可能性−
[キーワード]
デジタル技術、マルチメディア、アーカイブ、データベース、インターネットなど
●教科書
「博物館映像展示論−視聴覚メディアをめぐる」、青木豊著、雄山閣出版(1997年)
「新版博物館学講座11 博物館情報論」、加藤有次ら編集、雄山閣出版(1999年)
●評価
レポート提出と授業出席回数を総合して判定します。