福岡市西部水処理センター
今回は九州の処理場を紹介します。
ホテルのような洒落たデザインの建物をご覧ください。
これが福岡市西部水処理センターの汚泥焼却施設です。
住宅地が接近しているため、景観に配慮して焼却炉に覆蓋をしているのです。
この処理場の特徴は福岡湾の水質保全のために高度処理をしていることと汚泥からリンを回収していることが挙げられます。
これはMAP(リン酸マグネシュウムアンモニウム)法という技術です。
あるpHの範囲で汚泥中のリン酸がマグネシュウムと接合してフロックができます。
これを凝集整形して白い粒状の形で引き抜くものです。
MAPは肥料として今後の利用が期待されています。