マンホール銀座調査(中間報告)


調査日 平成10年8月1日

調査地 川崎市、東京都蒲田、横浜市

調査結果

川崎市

川崎市では、桝を設置するのは私有地で私道にはマンホールを設置しないことを原則としているようだ。従って、マンホール密度の高い箇所は私道で下水桝の多い所を探さなければならない。

右の写真は3mほどの私道上に6個と駐車場に3個の下水桝が確認できる。

世田谷のマンホール銀座が私道に設置された下水桝であるとの自信を深めることができた。しかし、川崎区は合流式であるので桝の数も少なく、新たなマンホール銀座を探すことは不可能であると判断した。
早々に本命の東京都蒲田へ向かう。



東京都蒲田

蒲田は今年春にマンホール蓋探しで来たことがあり、下水桝が多い道を見つけていた。
世田谷のマンホール銀座の写真を見て下水桝もマンホールとすると蒲田の方が密度が濃いのではないかと考えたのである。しかし、正確な場所を記録していなかったので色々な小道を探し廻った。
30分ほど探してついに発見した私が推薦するマンホール銀座!!
場所は西蒲田4丁目にあり、幅員1.5mしかない私道である。
約100mほどの区間に30個(桝24個、マンホール6個)のマンホールが密集している。
幅員が狭い小道に入るとマンホール道という名称が相応しいのではないかと思う。
現地の写真をこのページの最後に掲載する。
世田谷のマンホール銀座と比較してもらいたい。
世田谷の方は自転車や自動車と比較してマンホール間隔が1mということはありえない。3m程度と思われる。
幅員が狭いことを考慮すれば蒲田の方が、密度が濃いと言える。


マンホール銀座の正体


直接世田谷の現場には行かなかったが、ある程度推測できた。
まず、左の写真は蒲田で撮影したものである。
マンホールのような蓋が3個連続しているが、これはマンホールではない。これは45cmの下水桝である。
マンホールは上部やや左よりにある蓋である。
この写真の箇所では間隔が5m程度であり、個数も少ないが、配置はマンホール銀座と同じである。

次に蓋であるが、鮮明な画像がないので判断しにくいが、下の新橋で撮影した東京都の下水桝と同じタイプと思われる。


今回のマンホール銀座調査は合流式の区域のみであった。
今後、分流式の地区で世田谷、蒲田を上回るマンホール密度の箇所が発見される可能性は高い。

そこで、マンホール銀座(密度)を客観的に判定する指標として次のような指標を提案したい。

マンホール密度=マンホール数÷道路面積×補正係数

但し、マンホール数は20個以上を対象とする。
道路面積は平均幅員×道路延長とし、100u以上を対象とする。
補正係数はマンホール種類(下水道、水道、ガス、電力など)の数とし、
1種類 1.0
2種類 1.1
3種類 1.2
以降、1種類増加する毎に0.1増加する

このマンホール指数が最も高い箇所が真のマンホール銀座と言える。

次にマンホール銀座の可能性のある地域は下記のとおりである。
1.下水道整備区域である(下水道以外のマンホールで密に配置することは不可能)
2.下水桝を原則として公道に設置する地域である(下水桝を含めなければ密度は高くならない)
3.排除方式は分流式である(各戸に雨水桝と汚水桝がある)
4.幅員の狭い道路は有利である(道路延長当りの住宅数は限界がある)

私は調布市、三鷹市など多摩地域が怪しいと思っている。



交差点のマンホール

マンホール銀座の候補として考えられるケースに交差点がある。
交差点ではNTT、電力、水道、下水道などのマンホールが交錯する場所なので、意外な場所で発見されるかもしれない。
車道に下水道(枝線と幹線)、水道のマンホールが6個、歩道に下水道のマンホール2個がある。

平成10年8月1日
横浜市京町



下水道、水道、消火栓のマンホールが6個がある。

平成10年8月1日
横浜市京町
水道(空気弁、仕切弁)4個、東京電力2個、下水道2個のマンホールがある交差点

平成10年8月1日
東京都蒲田



蒲田のマンホール銀座

東京都西蒲田のマンホール銀座の西端より東側を写す。

手前のマンホールからマンホール銀座が始まる。
東に約30m進んだ地点から東を写す

中間マンホールが設置されている。
東端より約40m進んだ地点より西側を写す。
左より私道が交差している個所にはマンホールが設置されている。

東端より約10m進んだ地点より西側を写す。

左のアパートの各戸毎に桝が設置されている。
マンホール銀座の東端より西側を写す

手前の2個のマンホールは公道上のマンホール。
3番目のマンホールが起点となるマンホール。


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