マンホールとは


そもそも、マンホールとは何か。英語では「manhole」、これを直訳して「人孔」と呼ぶ。地下にある施設に人が入るための開口(穴)のことをいう。

人が出入りする穴は電話、電気、水道など道路下に埋設されている施設にあるが、当研究所では研究員の専門分野である下水道のマンホールを中心に研究をしている。
また、道路上には人が出入りする以外の穴がある。消火栓、水道栓、地下鉄の換気孔などであるが、これらはマンホールとは定義しないこととする。
さらに、下水道にはマンホールに似た形状でやや小さい蓋が宅地内にあるが、これは汚水桝(雨水桝)という排水設備である。研究員が多忙なため、当面はこの桝についての研究レポートはないが、将来の研究対象とする予定である。

以上より、本研究所で単にマンホールという場合は、下水道管渠の点検、清掃、換気、採水などを目的とした人が出入りするための開口のこととする。
下水道以外のマンホールを述べる時は広義のマンホールということにする。