ふれあい下水道館
東京都の小平市が汚水管の工事が全て完成したことを機に造られた水環境の情報発信拠点です。小平市は東京都の流域下水道の区域のため、下水処理場がありません。
また、人口10数万の都市で下水道の資料館を建設することは珍しいことです。
武蔵野の水環境や下水道の歴史について特に詳しく展示しています。近くには下水処理水によって清流が復活した玉川上水があります。
この下水道館は、汚水が流れている下水管を点検するためのマンホールを利用した構造となっています。見学者は、地下25mにある直径4.5mの下水管の中に入ることができます。降雨時には下水管に雨水が入るため、水量が急増します。地下25mにある資料館に下水管から下水が流入しないように二重の水密ドアで防御されています。
![]() |
![]() |
下水管の中は、暗闇の中、蒸した状態で下水独特の臭いがしています。