マンホール


下水道施設の中で皆さんがよく見かけるものにマンホールがあります。下水道の顔と言えるかもしれません。

マンホールは、下水道管の点検や掃除をするために人が出入りする穴です。
下水道管の最上流、合流点、屈曲点と直線区間ではある間隔毎に設置されています。
一般的マンホールの蓋は鋳鉄製で直径60cmの円形です。
最近は、町のシンボルをカラフルにデザイン蓋や歩道ブロックにマッチした洒落た蓋もあります。

このマンホールはどのくらいあるのでしょうか。
次の表は、指定都市のマンホール数を示したもので、下水道管1kmに平均32個(約30mごと)あることになります。
全国で下水道管の延長は25万6千kmですから、約820万個のマンホールがあると推定されます。

都市名 マンホール数 管渠延長
(km)
処理区域
面積(ha)
管渠1km
当たり
処理区域
1ha当たり
札幌市 193,971 7,348 21,712 26.4 8.9
仙台市 99,296 3,455 13,574 28.7 7.3
千葉市 64,593 1,618 7,835 39.9 8.2
東京区部 459,537 14,786 55,776 31.1 8.2
川崎市 100,126 2,547 9,546 39.3 10.5
横浜市 464,530 10,196 28,066 45.6 16.6
名古屋市 170,799 6,892 25,580 24.8 6.7
京都市 149,979 5,102 14,691 29.4 10.2
大阪市 178,650 4,595 18,924 38.9 9.4
福岡市 118,744 5,583 15,257 21.3 7.8
合計 2,000,225 62,122 210,961 32.2 9.5


参考に マンホールのリンクをご覧ください